お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之が21日、テレビプロデューサー・佐久間宣行氏の公式YouTubeチャンネル『BSノブロック〜新橋ヘロヘロ団〜』に出演。2001年から12年まで放送されたバラエティ番組『はねるのトびら』(フジテレビ系)に出演した頃を回顧した。
■『はねトび』を回顧
同番組はインパルスのほかに、キングコング、ロバート、ドランクドラゴンなど、当時勢いのあった芸人が多く出演。
佐久間氏から、「すぐ共存できたの?」と聞かれると、板倉は「ロバートはもともと友達の延長って感じ」と話す。
ロバートの秋山竜次とは、吉本興業の養成所「NSC」在籍中にトリオを組んでおり、「(トリオを)やめてから、『ユニットとかの番組を一緒にやれたら良いよね』みたいな話をしてたんですよ」と言い、実際にその願いが叶ったため「『これ竜次、すげぇよな』みたいな。『すげぇよ』って2人で(喜んだ)」と振り返った。
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■番組での冷遇
「夢1個叶っちゃった」と喜んだものの、「ただ、入ってみたら冷遇されてたんで」と回顧。「みんなでやるコントに、人数オーバーだったのか分かんないけど、俺と(ロバートの山本)博だけ出てなくて」と伝える。
「大喜利みたいなことやってるけど、いや『俺やらせてほしいんだけどな』って思った」とのことだが、「でも、そういう空気でもないし」と、言い出せなかったそう。
さらに、「堤下(敦)が1発ギャグやってスベらされてるのとか見ると、『ちょっとやらせてよ!』っていう」と、相方の堤下がスベっても出されなかったらしく、佐久間氏は「やらせてもらうチャンスもなかったんだ」と板倉の境遇に驚いた。
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■「冷遇をフリにして…」
ぞんざいな扱いを受けていた板倉は「その冷遇をフリにして笑いを取るようになった」と、自分なりに活躍する方法を模索。「前半はそれで(乗り切った)」と番組での過ごし方を語った。
まともに出番がなかったため、「自分の番組っていう感覚は正直なかった」とのこと。
続けて、「途中で俺ね、『はねるはよく呼んでくれるな』って思うようにしたんすよ。自分の番組って思うとけっこうストレスになる部分ってあるじゃないですか」と、メンタル面の対処法を告白。
レギュラーメンバーではあったが「レギュラーはないんだ」と割り切ることでストレスが溜まらないようにしていたという。
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■視聴者「何度でも見れる」
ほかにも若手時代から最近の活動まで、自身のエピソードを語った板倉。
動画の視聴者からは、「板倉さんますます好きになる回だった」「板倉さんの話、一生聴いていられる ラジオとかやってほしいな」「これは何度でも見れるなあ」と反響が集まった。
「浮き沈みある世界だろうけど病まないように切り替えて行けてる板倉さん凄いと思う」とコメントする視聴者も見受けられた。
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■板倉「入ってみたら冷遇されて…」
(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)