お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が22日深夜、『さらばのこの本ダレが書いとんねん!』(テレビ大阪)に出演。国税の調査を受けたことがあると明かした。
■マルサの捜査の基本
書店やネットなどで見つけた気になるタイトルの本を、森田と相方の東ブクロが深堀りしていく同番組。今回は、『国税局査察部24時』(講談社)著者で、元国税査察官の上田二郎氏がゲストとして登場した。
国税局査察部、通称「マルサ」の業務や内偵調査の実情をまとめた1冊 。捜査の基本として、上田氏は「国税局に入ってくる脱税情報、新聞、雑誌、繁華街を徘徊して儲かってそうな店を見る」と話す。
さらに、事務所の年商などを明かす芸能人がいれば「査察官が必ずチェックしている」とのこと。
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■調査受けたタイミング
国税局は「憎き相手」と敵対視して笑わせる森田。じつは、社長を務める個人事務所も「1回入られてるからな、国税」「俺らも『年商何億』とか言い出したときに来たもん」と告白する。
結果は「めちゃくちゃクリーンに終わりました」というが、調査対象になったため「言ってもいいこと何にもない、売り上げは」と話した。
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■査察のターゲットは…
ラーメンの行列店などを見つけた際は、ラーメン1杯の値段などからおよその年商を計算するという上田氏。森田は「芸能人でも帯番組とかやってたら危ないよね。(麒麟の)川島さんとか。『ラヴィット!』(のギャラ)は大体これぐらい、稼働がこれぐらいとか」と語る。
しかし、上田氏によれば「芸能人は振り込みで源泉徴収されて入ってくる。だからあんまりターゲットにはならない」と言い「売り上げを抜いたり、架空の経費を立てて外注費を払ったり。“高額で悪質”が査察のターゲット」と説明した。
(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)