カッコいいアドレスをつくるコツ②
左腕は自然に伸ばしておくが、右腕は右ヒジを下に向けて軽く曲げておく(左)、アドレスで右ヒジを曲げておくと、インパクトではボールを右手で目標方向に真っすぐ押し込むように打てる(右)
顔とボールが向き合うようにする。ボールを左カカトの前あたりに置くドライバーなら、時計の文字盤でいえば頭は11時と12時の間、ボールが5時と6時方向の間に位置し、上体は少し右に傾き、ボールをやや斜め後ろから見る形になる
右ヒジが突っぱると、両肩が上がって上体がリキんでしまう
稲見萌寧
●いなみ・もね/1999年生まれ、東京都出身。166c m。20-21年シーズンで、今年5月までに6勝と絶好調。初の賞金女王も獲得しそうな勢いだ。ツアー通算7勝。都筑電気所属。
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結果を気にせずカッコよく決めよう!
スイングの結果はフィニッシュにあらわれます。ナイスショットならフィニッシュがきれいに決まりますし、ミスショットの場合は大抵崩れます。
つまり「終わりよければ、すべてよし!」。上手な人たちのカッコいいフィニッシュを心がければ、スイング全体がよくなるのです。理想的なフィニッシュの形は、左足だけで立つことです。
体重が完全に左足に乗り、お腹が目標を指すまで体をフルターンさせる。これもまた、お腹をゆるめず力を入れておくのが重要なポイントになります。
お腹から力が抜けると、上体がリキんだり下半身がよろけてしまう