23日深夜放送『永野&くるまのひっかかりニーチェ』(テレビ朝日系)で、令和ロマン・高比良くるまと永野が「完璧」と評したお笑いコンビが話題となっている。
■芸人のファンを語る
同番組では「生活のなかで生まれた妙にひっかかってること」を募集し、芸能界でも指折りの「いろんなことにひっかかる」性格の永野と高比良が議論していく。
今回は、お笑い界隈で話題になりがちな「ワーキャーファン」の是非がテーマ。高比良は、芸人に対し「ワー」「キャー」と歓声をあげる、笑い・ネタではなくルックスやコンビ仲の良さで芸人を好きになり応援するファンの蔑称だとワーキャーファンを解説する。
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■「ワーキャーファン」が多いのは…
昔のワーキャーファンはほかの仕事にはつながらないのに、スキャンダルにはつながってしまう「芸人をダメにする」悪いイメージがあったと高比良は主張。昨今は「お笑いが広く流行った」「芸人の仕事が多岐にわたる」ため、ワーキャーファンが芸人や事務所を支えるウィンウィンの存在になったと熱弁する。
永野は、ワーキャーファンが多いコンビがランジャタイだと指摘したが、ランジャタイの場合は単なるワーキャーファンにとどまらない「憧れられるカリスマ」「全肯定」の存在で、新しいゾーンまで辿り着いているとも解説。高比良も頷きながら、「ランジャタイさんは明らかにお笑いの外からファンを連れてきた」と追随した。
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■面白いのに…「ファンがいない芸人」を挙げる
所属するグレープカンパニーのスタッフもランジャタイに心酔しているとの永野の妄想で盛り上がるなか、高比良は「グレープカンパニーの人も悩んでますよ、『東京ホテイソンってなんでこんなにファンがいないんだろう』って思ってますよ。本人も悩んでますよ」と同事務所のお笑いコンビ・東京ホテイソンに触れていく。
「なんでかっていうと強すぎるから、おもしろいことしか言わないから2人とも。スキがないんですよ、まったく。1番トガッてるのは、同年代で東京ホテイソンがやっぱ。異常ですよあの2人は」とヒートアップ。
「テレビも全部こなし上手で完璧すぎて…ただファンがいないの、ホントあんなかっこいいのに。いるよ、いるよ一定数、でもあのスゴさのわりにいないの」とワーキャーファンがつかないと語った。
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■2人の分析に視聴者も…
永野が「1番大事なものを持ってない」と口にすると、高比良も「それが(ファンが応援したくなる)スキなんじゃないですか?」と吐露。テレビで求められる完璧な才能を持っている東京ホテイソンにファンが少ない理由を語り合った。
2人の東京ホテイソン評に、視聴者からも「ホテイソンかっこいいけどワーキャーいる雰囲気してない 説明はできないけど」と納得する声や「たけるが泣いちゃうよ」「完璧なのにファンがいないとは」との反応が寄せられている。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)