画像はAIで生成したイメージ
10月24日午後、JR東日本が、青春18きっぷの制度改定を発表した。
即座にXのトレンド1位を獲得するなど話題となったが、とりわけアイドルオタクに与えたダメージが大きかったようだ。
これまでの青春18きっぷは、1日乗り放題のチケットを対象期間内に5回分利用でき、複数人でのシェアも可能だった。
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新制度では、任意の5日間ではなく“連続する5日間”に改められ、利用も購入者1人に限定されている。
また、これまでは駅員への提示が必要だったが、自動改札を利用可能となること、3日間用が販売されることも併せて発表された。
発売期間は、5日間用が11月26日から来年1月6日、3日間用が11月26日から来年1月8日までとなっている。利用期間は共に12月10日から来年1月10日まで。
CDプレス工場や観光業にも打撃?
今回のリニューアルに、Xでは
《もう移動だけが目的なら高速バスの方がマシだな》
《訪れた場所で丸1日観光したい場合に利用できないじゃないか…》
《これでは全く使えない。社会人に3日間フルで電車に乗れる人がどのくらいいるのか》
《42年間で最悪の大改悪だ。連続する日数は現代社会の休日事情にそぐわない》
などと失望する声が相次いだ。
その中で、特に悲鳴をあげているのがアイドルオタクだ。
「アイドルオタクは地方のライブへ“遠征”をすることが多い上、グッズ等を買う資金に回すべく、交通費を節約する傾向がある。時間のかかる移動にはなりますが、青春18きっぷは貴重なセーブマネーの手段でした」(芸能ライター)
実際にアイドルオタクからは、
《18切符で遠征勢にとって2daysのライブでライブの日の移動がほとんどないのに消費されるの改悪になったな、、、》
《連続式って ライブ遠征とか無理や》
《これで夜行バスの需要上がって値上げしたらさらに移動に金かかる負の連鎖》
《推しにほとんど会えなくなる アイドルを追いかけるのが生きがいの人もいるんです》
など、悲痛な声が聞こえてくる。
さらには、アイドルオタクだけの問題ではなく、回り回ってさまざまな産業に影響が出る懸念もあるという。
「グッズやCD、地下アイドルならチェキを撮る予算に回すため交通費を節約していたアイドルオタクは、当然そちらの消費が鈍くなる。CDなんてただでさえ配信メインで、アイドル産業くらいでしか使われていないのですから、レコード会社は無風でもCDのプレス工場はダメージを受けるのでは。また、ライブの遠征はコンテンツツーリズムの側面もありますから、観光産業にも痛手でしょう。まぁ、こちらは日本人より豊かでカネを落とすインバウンドのおかげで、『来なくても結構』という感じでしょうが」(同)
物価高に節約術まで封じられ、無産階級には住みづらい世の中になるばかり。そのうち、超格安なレンタサイクルやLUUPのプランが登場し、「貧乏人は自転車かスクーターで移動しろ」という時代が来るかもしれない。