とんでもないものを見つけてしまった──……
その料理を食べた時、あまりのおいしさに筆者の頭に最初に浮かんだ言葉だ。今までに作ってきた料理の中でも、間違いなく1・2位を争うくらいのクリティカルヒットだった。
これは一刻も早く皆さんに布教させていただきたい……! ということで、さっそくどんな料理なのかをご紹介していくぞ。
・油揚げでハムカツ風
タイトルは「お揚げのハムカツ風」。
この料理のレシピは、先日当サイトで紹介した「白子のようなビヨンドとうふ」をはじめとした様々な豆腐を作っている「相模屋」の公式サイトに掲載されていた。
詳しい材料などはこちらに掲載されているので、気になった方は是非見てみてほしい。
作り方は至って簡単。まずは油抜きをした油揚げを用意して、半分に切る。
それを袋状に開いて、中にロースハム、スライスチーズ、大葉を挟む。
あとはフライパンで焦げ目がつくまで焼いたら……
完成!!
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・おいしすぎる
袋の口からはとろけたチーズがはみだしていて、この見た目だけで食欲が刺激される。本物のハムカツのように、ソースをかけていただこう。
ほかほかのハムカツ風を箸で持ち上げてみると、思った以上に柔らかい。チーズがこぼれないように気を付けつつ、口の中に入れてみると……
とろっとろのハムカツだ……!!
その味はびっくりするくらいハムカツを連想させるものだった。おいしさがいい意味で作業の簡単さに見合っていない気がする。
ハムのしょっぱい味を感じたと思ったら舌の上でチーズがとろけ、そこに大葉の爽やかな香りが漂ってくる。ソースのスパイシーな味とも相性抜群だ。
油揚げからは大豆らしい味や風味は一切感じられず、ジューシーな食感で具材を包み込んでくれていた。
おいしさにはもちろん、その抜群の食べ応えにも驚いた。
1個あたりの材料は、半分サイズの油揚げ・ロースハム・スライスチーズ・大葉がそれぞれ1枚ずつだからそこまで多くはないはず。
それなのに、1個食べただけでもかなりお腹が膨れた。このボリュームなら本物のハムカツと同じように、しっかり食事のメインになってくれそうだ。