本日10月25日は『世界パスタデー』。「世界パスタ会議」が開催されたことにちなんだ記念日とのことである。地元・鳥取で「パスタ王」と呼ばれたほどのパスタ好きとして知られる私にとって、これほど参加してみたい会議も他にない。
さてパスタ発祥の地たるイタリアの首都・ローマには「ローマ三大パスタ」とされるパスタがある。『カルボナーラ』と『アマトリチャーナ』は日本でもおなじみ。最後の『カチョ・エ・ぺぺ』だけ極端に馴染みがない。
ってことでローマでカチョ・エ・ぺぺ食べてきた。
・パスタっていいな
なおイタリアはピザ発祥の地でもある。パスタとピザを生んだ功績はあまりにデカイ。「寿司&うどんと交換してくれ」と言ったら、イタリアの人は何と返すだろうか。
以前の記事でイタリアにはドミノピザが1軒もない(※ ドミノさんのピザ屋はのぞく)という件についてお伝えしたが、これは要するにイタリア人がピザに非常にうるさいことを意味している。パスタに関しても、相当ハイレベルとみて間違いないのではないか。
こちらはローマ市内の食材店。「スパゲッティとは膨大にあるパスタの種類の1つ」というのは、さすがに日本でも知られた話だが、実際に本場を見てみると棒状のものよりそれ以外のパスタが多くて驚く。よくもまぁ使い分けられるよなぁ。
ちなみにお伝えすると、こちらはローマ市内にある『無印良品』の商品棚。逆・逆輸入ともいうべきパスタの充実度が示すのは、無印のレベルの高さか? あるいは “イタリア人は意外とパスタにこだわりがない” 可能性も……?
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・ローマの路地でオシャレにキメて
カチョ・エ・ペペはイタリア語で「チーズとコショウ」という意味。まんまカチョ・エ・ペペの材料を表しているらしい。イタリア語かっこよ!
数日前から目をつけていたシャレたレストランで、厳かに「カチョ・エ・ペペを」と告げた私。価格は18ユーロ(約2940円)。今の日本人にとっては高く感じるが、ローマ中心部の平均に照らすとリーズナブルな部類である。ちなみにこのテラス席、シャレてはいるが蚊の襲来がすごくて若干泣きそうだった。
ややあって運ばれてきたカチョ・エ・ペペがこちら。
ん…………?