緊張しているときほど効く! 気持ちがラクになる&手がスムーズに動くパットのコツ

パットのレッスンはアマチュアもマネやすく、ビギナーも上級者もパットの打数を減らすのはスコアアップに直結する。今回は、蛭田みな美プロが実践している“緊張しているとき”に効く「ナイスパットのための簡単テクニック」をご紹介! 次のラウンドで試して、グリーン上でのもったいない1打をなくそう!

口角を上げ、表情筋を
ゆるめて打つ

私が実践しているテクニックはふたつ。ひとつは「緊張しているときほど、口角を上げて表情筋をゆるめる」ということです。簡単にいうと「ニッコリ笑って打つ」感じ。以前は緊張して体が硬くなったり、パットが入らずにイライラしながら打っていましたが、笑って表情筋をゆるめたら、全身の緊張がとけ、手と体がスムーズに動くようになりました。

緊張やプレッシャーで体が硬くなったりリキんだりして、ミスを招いていた。

満面の笑みでなくても微笑むだけで効果がある!

蛭田プロは、表情筋をゆるめると、余計な力が抜けて手の動きがスムーズに。気持ちも楽になりメンタル面がよくなったそう。

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重いグリーンでは
いつもより短く握る!

もうひとつは、重いグリーンの対策として、パターを短く握ります。いつもより2センチほど短く握ると、フェースの真芯に当てやすくなり、重いグリーンでのショートのミスを防ぐことができます。強い球が出るので、雨の日にもオススメです。

蛭田みな美
●ひるた・みなみ/1997年生まれ、福島県出身。164㎝。16年のプロテストに合格。23年のCat Ladiesでツアー初優勝。24年シーズンは、パナソニックオープン、ヨネックスレディスでともに2位に入るなど好調。ユアサ商事所属。