左手甲→地面に向ける
ハンドファーストで打てる!
シャフトを真っすぐ立てた状態にすると、リーディングエッジと地面の間に隙間ができる
アイアンにはバンス角があり、上の写真のようにクラブを地面に垂直に置くと、刃が少し浮く形状をしています。このままだとボールをクリーンヒットすることはできません。インパクトではロフトを立てて、この浮いている状態をいかになくすかが重要。
ロフトを立てるためには、左手の甲を地面に向けます。ハンドファーストで打つことになりますが、ターフ(芝)をとるという意識はいりません。ボールだけを打つイメージで打ちましょう。
極端にやってみたが、ロフトを立てるとフェース全体がボールを向く(○)。ロフトが寝てしまうとフェースはボールの下半分しか当たらない(×)ので、効率の悪いインパクトになってしまう
ロフトを立てて打てない人には、トップブレードでボールをヒットするくらいのイメージが有効
芝をこすらずにボールだけクリーンヒット!
ポールの先のターフを取るのはもっと上手になってから。ビギナーはマットや芝をこすらずボールだけを打つクリーンヒットを目指そう
いかがでしたか? 左手甲の向いている方向を意識しましょう。
レッスン=坂本龍楠
●さかもと・りゅうなん/1981年生まれ。大学入学とともにゴルフを始め、オーストラリアへ単身ゴルフ留学。帰国後、関東一円でレッスンを開始。体に負荷のかからないゴルフ理論を構築し、YouTubeで配信するなど、幅広く活躍中。新宿御苑ゴルフスタジオ主宰。
写真=小林司
協力=新宿御苑ゴルフスタジオ