現地10月23日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節で、バイエルンはバルセロナと敵地で対戦。ラフィーニャにハットトリックを許すなど、1-4で惨敗を喫した。
物議を醸しているのが決勝点となったバルサの2点目だ。バイエルンの韓国代表CBキム・ミンジェがヘッドをし損ねてフェルミン・ロペスにボールが渡り、このスペイン代表MFのラストパスを受けたロベルト・レバンドフスキにゴールを許した。
ただ、バイエルン側はこの時、フェルミンがキム・ミンジェを押していたと主張している。
韓国メディア『Xpors News』は「誤審論争に不条理な対応。キム・ミンジェを押して決勝ゴールをアシスト」と題した記事を掲載。次のように綴った。
「ボールが後方から飛んでくると、フェルミンはキム・ミンジェに空中戦を挑んだ。競り合うのではなく、後ろから押し、その状況を利用してボールを奪った。競り合うのを避け、キム・ミンジェのバランスを崩してボールを奪う戦略だった。この行動はファウルだという主張があった」
【動画】キム・ミンジェの痛恨ミスは押されたから?バイエルンが誤審を主張したシーン
同メディアは、「これを横で見ていたヨズア・キミッヒは『ロペスの腕の使い方が影響した。ジャンプすると、少し押されただけでもボールを捉えられない。僕の意見ではファウルだった。試合の流れが変わった瞬間だった』と述べ、その場面ではファウルを宣告すべきだったと主張した」と報じ、バイエルン幹部のマックス・エバ―ルの発言を紹介している。
「審判を責めるつもりはないが、(キム・ミンジェが)押されたことで空中戦が決まった。本当に腹立たしい状況だった」
ただ、当時者のフェルミンは反論。「キム・ミンジェは、僕に押されて簡単に吹き飛んでいったと言うには、重すぎるだろ」とジョーク混じりにコメントしている。
接触はあったが、190センチ・81キロのDFに影響を与えるようなものではなかったとの意見のようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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