カバーオールについて掘り下げると、そのディテールや、デザインに影響を与えた歴史的事象など様々な用語が登場する。ここでは、カバーオールやアメリカのワークウエアに関する押さえておきたいキーワードを解説。カバーオールを着るときに様々なうんちくといっしょに楽しむことができる。ヴィンテージ愛好家も必見の保存版。

チェンジボタン

ボタンの種類のひとつで、洗濯の際に生地を痛めないようにボタンを取り外すことができる仕組みになっている。1930年代までのワークウエアやミリタリーウエアなどによくみられるディテール。各ブランドでオリジナルのデザインのモノが多く、ブランドの個性をアピールする部分でもある。

(広告の後にも続きます)

台襟

シャツやジャケットの襟の土台となる首周りを覆う帯状の部分。台襟があることで、首周りを立体的に見せることができる。襟腰や襟足と呼ばれることもあり、カバーオールでは戦前のモデルまでに採用されていることが多く、戦後は省略されていったディテール。