旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
活動休止中の『嵐』が11月3日にデビュー25周年を迎える。
活動再開のカギを握るとされていたリーダーの大野智(43)が復活に向けて前向きであることが本誌の取材で分かった。
「嵐の活動休止は大野の『一度、何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい』が理由でした。その大野は沖縄・宮古島に移住。彼がオーナーといわれているリゾート施設が完成したことで、グループ復活に乗り気になっています。来年3月には、コンサートが開催できるよう準備を始めたそうです」(音楽ライター)
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嵐は2020年12月31日をもってグループ活動を休止、大野は表舞台から姿を消した。
一方、他のメンバーの櫻井翔(42)、相葉雅紀(41)、二宮和也(41)、松本潤(41)の4人はソロ活動を継続。昨年は旧ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題が社会を震撼させ、事務所存続が危ぶまれた。
ジャニーズというドロ船から逃げ出すかのように二宮と松潤は独立した。
しかし、グループとしての嵐は旧ジャニーズ事務所のマネジメント業務を引き継いだ『STARTO ENTERTAINMENT』と契約した。
「松本が独立する1カ月前の今年4月には活動再開に積極的ではなかった大野が加わった『株式会社嵐』を設立したことから、デビュー25周年復活コンサート開催が期待されているんです」(イベント関係者)
嵐のファンクラブ会員を繋ぎとめるため?
10月3日発売の週刊文春は株式会社嵐代表の四宮隆史氏を直撃、同氏は「活動再開はするでしょうし」と回答している。
東京と宮古島を行き来する大野について知るフリーライターが語る。
「9月に四宮氏が宮古島まで来て、大野と話しています。その時に復活することに同意したという情報があります」
大野は実業家、他のメンバーは芸能界の第一線で活躍している。
25周年とはいえ、なぜ活動再開するのか。
「ファンクラブの存在ですよ。10月、旧ジャニーズ事務所はファンクラブを新会社『FAMILYCLUB』に変更したと発表した。嵐は活動休止してから約4年が経過しようとしていますが、会員数は休止した当時の約310万人で変わらない。この会員数は現在、スタート社で一番人気があるSnowManの約152万人の2倍。ファンを繋ぎとめるため、何としてでも復活させなければならないんです」(大手プロ役員)
嵐のファンクラブ年会費は4000円。単純計算でも年間120億円規模の収入になる。
「嵐を育てたジャニーズ事務所前社長の藤島ジュリー景子氏も復活させたいでしょうね」(同)
もし復活コンサートが開かれたら、ファンは大盛り上がりすること間違いなし。来年3月、春の大嵐となるか。
「週刊実話」11月7・14日号より内容を一部変更