スペイン&ラテンアメリカ映画の祭典が、今年も「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」として開催される。
2003年6月に「バスク映画祭」としてスタートした、スペイン・ラテンアメリカ映画の最新注目作をどこよりも早く日本に紹介する映画祭「ラテンビート映画祭」。21回目の開催を迎える今年はも、東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門内にて「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」として開催される。
上映作品は、第19回ラテンビート映画祭にて上映された『パシフィクション』の監督アルベルト・セラの最新作で、第72回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した『孤独の午後』、ホラー映画の⾦字塔『悪魔のいけにえ』が後世に与えた影響に迫るドキュメンタリー『チェイン・リアクションズ』、『永遠に僕のもの』のルイス・オルテガ監督が贈るブラック・コメディ『キル・ザ・ジョッキー』。
コロンビアの⿇薬王パブロ・エスコバルが、私設動物園に収容するためにアフリカのカバの捕獲を命じたという事実の顛末を“カバの視点”から描き出す、第74回ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞作『ペペ』、ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアが親友役で共演を果たし、第81回ヴェネチア国際映画祭で⾦獅⼦賞を受賞した、ペドロ・アルモドバル監督の『ザ・ルーム・ネクスト・ドア(原題)』、。第35回東京国際映画祭で東京グランプリを含む3冠を受賞した『ザ・ビースト』の脚本家が監督と脚本を務めたホラー、『叫び』。
今年は、これらの6作品の上映に加え、「第21回ラテンビート映画祭」 特別企画上映として、ヒューマントラストシネマ渋⾕にて、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督が創設したホラーレーベル「The Fear Collection」第3弾となるゴシック・ホラー映画『ANATEMA』(原題)と、Netflix 配信が決定したラテン⽂学最⾼傑作の映画化『ペドロ・パラモ』を上映。さらに『ANATEMA』の製作を務めたアレックス・デ・ラ・イグレシアとカロリーナ・バング、監督・脚本のヒミナ・サバドゥが登壇する舞台挨拶ティーチインも予定されている。
「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」は、2024年10月28日(月)より開催。
イベント情報
「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」
2003年6月に「バスク映画祭」としてスタートした、スペイン・ラテンアメリカ映画の最新注目作をどこよりも早く日本に紹介する映画祭「ラテンビート映画祭」。今年で21周年を迎える本映画祭は、東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門内にて「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」として開催され、6作品を上映。あわせて、渋谷・ヒューマントラストシネマ渋谷にて特別企画上映が開催される。
《開催概要》
会期:10月28日(月)~11月6日(水)
主催:LBFF 実行委員会
【上映作品】
■『孤独の午後』
■『チェイン・リアクションズ』
■『キル・ザ・ジョッキー』
■『ペペ』
■『ザ・ルーム・ネクスト・ドア(原題)』
■『叫び』
(特別企画上映)
『ANATEMA』(原題)
『ペドロ・パラモ』
©MonteyCulebra
©El Deseo. Photo by Iglesias Más.
公式サイト lbff
東京国際映画祭公式サイト 2024.tiff