毎週土曜の昼下がりに、芸能人やヒット商品など世間の話題を集めるモノの裏側に迫る、カンテレの情報バラエティ番組『ウラマヨ!』(関西ローカル/カンテレドーガ・TVerで配信あり)。10月26日(土)13:00からは、【人気スポットの裏側 密着できるだけ24時!!】が放送されます。今注目のスポットに“できるだけ”24時間密着したところ、普段見られない裏側の撮影に成功しました。その中から、今年6月にオープンした神戸須磨シーワールドについて一足先にお届けします。
普段は一般公開されていないバックヤードへ!
©関西テレビ
神戸須磨シーワールドは、560種類・約2万匹もの生き物が暮らしている連日大盛況のスポット。ペンギンやアザラシといった海の人気者や、毎日開催しているイルカのパフォーマンスなどを見ることができます。
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特別に許可を得て、普段は一般公開されていないバックヤードへ潜入したところ、水槽の中にたった1匹で漂うクラゲの姿が……。これについて、スタジオに登場した飼育部門魚類展示課長の大澤彰久さんは「これはツノクラゲで、海へ採集に行ったメンバーがたまたま見つけてきたものです。今は1匹しかいないので、安定するまで展示の方に持っていけません。瀬戸内海での発見は、過去の記録では3年に1度くらいの頻度ですね」と激レアぶりを紹介。
すると、MCのブラックマヨネーズ小杉は「たまたま海にスタッフが行ったら、それがいたんや! “あっツノクラゲや!”ってよう分かりましたね」と、プロの眼力に驚きの声をあげていました。
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知られざるクラゲ展示の裏側
一方、吉田が「安定してきたらお客さんの前に出すということですけど、“安定”ってどういうことですか?」と尋ねたところ、「安定というのは、クラゲってすぐにバランスを崩してしまうんですね。ちゃんとエサを食べさせられたり、水流にきれいに乗せられたり、そういう管理ができるようになった段階でお客さんの前に出します。やはり水槽にぶつかりますと形が崩れることがありますし、なにせ1匹しかいませんので」と、知られざるクラゲ展示の裏側が明かされました。
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しかもレアなクラゲはこれだけにとどまらず、バックヤードの水槽で神秘的な色合いを見せていたのは“ナンヨウタコクラゲ”の仲間。「実はこれ、クラゲを採ろうとして採ったのではなくて、たまたまサンゴ岩を別の水槽に移動したら、このクラゲの子供が見つかりまして。育てていきましたらナンヨウタコクラゲだということが分かったんです」と大澤さん。
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「これはライトで光ってるんですか?」と小杉が尋ねたところ、「若干そういう面もあるんですけど、もともと青みは少し持っていますね。また“褐虫藻(かっちゅうそう)”という植物プランクトンの影響で赤茶色に見える個体もいます」と説明し、これには吉田も「同じ種類やのに色が違うんですか!?」と驚きを隠せない様子でした。