攻撃側と守備側で好対照な評価となった。
現地時間10月24日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第3節で、アンジェ・ポステコグルー監督は率いるトッテナムは、毎熊晟矢が所属するAZと対戦。53分にリシャルリソンが決めたPKにより、1-0で接戦を制した。
注目を集めているのが、17歳の超新星マイキー・ムーアだ。右ウイングで先発し、後半から左サイドに回ると、マッチアップした右SBの毎熊を翻弄。高い個人技で何度も抜き去り、66分での交代に追い込んだ。
毎熊に対して厳しい声が飛ぶ一方で、ムーアには賛辞が殺到。地元紙『THE STANDARD』によれば、チームメイトのジェームズ・マディソンは「45分から65分まで、ネイマールが左ウイングにいるかと思ったよ」と言い放った。
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さらに、マディソンのコメントについて聞かれたポステコグルー監督も「エキサイティングだった。否定はできない。否定してもしょうがない」と同調し、次のように語った。
「マイキーの全てを冷静に受け止めている姿勢が大好きだ。毎日ハードワークしている。成長したいと思っているし、これが“旅”だと理解しているんだ。順調に成長している。彼をどう使うか、いつ使うかに本当に気を配らなければならない。それが我々にとって、特にこの初期段階での鍵だ。偉大な若手であり、間違いなくさらに成長する」
成長著しいムーアは、今季のプレミアリーグでは3試合に途中出場している。先輩を押しのけ、出場機会を増やしていけるか。“トッテナムのネイマール”から目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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