蒼井まや

プロ野球の日本一を決めるSMBC日本シリーズ2024が、ついに10月26日に幕を開ける。

今年はセ・リーグ3位からの下剋上を達成した横浜DeNAベイスターズと、パ・リーグ首位を独走した福岡ソフトバンクホークスが7年ぶりに激突。そんな今季最後にして最大のイベントを前に、熱烈なファンを公言する女性タレントへ現在の思いをたずねた。

今回、熱い思いを語ってもらったのは、ベイスターズファン歴12年のグラビアアイドル・蒼井まやだ。

蒼井まや

――ファン歴12年というと、ベイスターズの親会社がDeNAに変わった2012年からになりますが、どんなきっかけだったのでしょう。

蒼井「大学生の頃、サークルの仲間と『ビール飲みに行こうぜ!』って横浜スタジアムに行ったのがきっかけです。当時、横浜スタジアムはチケットも安く、お客さんも全然入っていなくて…。(ビールも今より全然安かったなぁ…)半ばビアガーデンのような感覚で行きました」

――きっかけはお酒だったんですね(笑)。それ以前は全く興味がなく?

蒼井「母校が野球の強い高校だったので、高校野球はすごく好きだったのですが、それまではプロ野球には興味がなく…。初めて見たプロの試合がベイスターズで、『えっ、プロ野球めっちゃ面白いじゃん…!』と急激にどハマりし、そこから10年以上ベイスターズを応援しています。多い時は年間40試合以上現地観戦をしていました」

きっかけはビールだったという

――40試合はなかなかですね。ほかにベイスターズ愛溢れるエピソードはありますか? 

蒼井「ベイスターズが好きすぎて、ベイスターズのお仕事をオーディションで勝ち取ったことです! 2016年、SHOWROOM公認で春季キャンプレポーターをさせていただきました。配信でのオーディションだったのですが、ベイスターズが好きすぎて、どうしてもどうしてもそのお仕事がしたくて…。寝る時間とお手洗い以外の時間、全て配信をしていた記憶があります」 

――今シーズンも多くの熱戦が繰り広げられましたが、最も思い出に残ったシーンを教えてください。 

蒼井「9月頭、カープに3連勝したときのことです。その試合を決めたのは、伊藤光選手の押し出しフォアボールで、結果的にこの3連勝が3位につながりました。 
元キャプテンがチャンスを作り、現キャプテンがタイムリーを打つ。みんなで作ったチャンス、最後にしっかりと見極めた伊藤光選手の経験と実力。今のベイスターズは非常にバランスのいいチームだと感じます」 

「2017年の雪辱を果たしていただきたい!」

蒼井まや

――ベイスターズは3位ながらCSで巨人を下しましたが、CSはどのように見ていましたか?

蒼井「ベイスターズの勝ちパターンはガンガンと打ち勝つことが多いですが、今回のCSは珍しくロースコアの接戦ばかりでした。それをモノにした辺りに“番長DeNA”としての成長をすごく感じました」

――3位からの下剋上日本一には、どのような期待をしているでしょう?

蒼井「下剋上に関しては、ある意味ソフトバンクが一番その怖さを知っているチームだと思うので期待はしています! 初球からいつも通り打ちまくって、ツボにハマれば強烈かと!」

――ついに始まる日本シリーズ、個人的な注目点や注目選手を教えてください。

蒼井「注目点は防御率、勝利数リーグトップの投手が揃うソフトバンクの投手陣をどれだけ打てるかだと思います。とにかく勝つにはそれしかないと思うので、初回からガンガン攻めていけるかですね。注目選手はDHでフォード選手です!」

日本一になったらビールおごり!?

――今回の日本シリーズは2017年と同カードになります。当時はDeNAが惜しくも敗れて日本一を逃しましたが、リベンジにはどんな思いでしょうか?

蒼井「2017年、人生で初めての贔屓球団の日本シリーズ。やっとの思いで取ったチケット片手に、仕事終わりハマスタへ駆けつけたことを鮮明に覚えています。第6戦までもつれ込んだ日本シリーズでしたが、結果は敗退…。
現監督の三浦大輔さんはこの前年の2016年に引退し、番長のいなくなったベイスターズはより強くなろうと、日本シリーズに行くことができました。今回は三浦監督を有しての日本シリーズです。当時日本シリーズを経験した選手もまだいます。雪辱を果たしていただきたいです!」

――最後に、日本一になったら果たしたい“公約”をお願いします!

蒼井「ハマスタで私を見かけて声をかけてくださった方にビールをおごります! ぜひ乾杯しましょう! 合言葉はもちろん\横浜優勝/」

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蒼井まや

蒼井まや(あおい・まや)
1992年6月19日生まれ。千葉県出身。グラビアアイドルとして活動し、2018年には1st DVD『蒼色diary』をリリース。コンセプトカフェ、撮影会、舞台などマルチに活動し、野球のほか2022年には競輪レースクィーン・湘南バンクエンジェルも務めた。千葉ロッテのファンでもある。