〈街の侵攻を画策?〉勝手に動く“奇妙なパンダ像”の真相…全部で何頭いるのか

管理者からのお願い「優しくてあげて」

どうやら、パンダは各イベンターが自由に動かして、そのフォーメーションを決めているそうだ。ただ、「傷つきやすいのでらんぼうに扱うのだけはやめて、優しくしてあげてください」とのこと。

このパンダ広場を訪れると、いつも多くの人がパンダを触りながら一緒に記念撮影をしているが、扱いにはくれぐれも気を付けてほしい。

 そんな地域に愛されているパンダについて、くろもんさんは「上野御徒町は外国人の方を含む老若男女の多くの方がいらっしゃるのですが、愛くるしいパンダは誰からも愛される存在で上野御徒町にピッタリな動物だと思っています。上野御徒町のいろんなお店にパンダがいるので、隠れパンダを探して遊ぶのも楽しいです。笑 もちろん本物のパンダを上野動物園まで見にきて欲しいです!」と話す。

人知れず動くパンダのオブジェの秘密―。そこには、どんな人をも歓迎する上野御徒町民の懐深い愛があった。

取材・文/集英社オンライン編集部