異色の工芸職人・竹影堂榮眞と女と男が“お茶会”で意気投合!? 「あえて金ではなく銀を使う理由がわかりますか?」

デザイナーとコラボしたジュエリーも

ワダちゃん ミラーボールのような湯沸かしがあったり、焼き物とコラボしていたり、伝統工芸って、無限にいろんなことができるんですね。

市川 たくさん作品を見せていただいて、機械にはない、手仕事にしか出せないよさが絶対あるんだなと感じました。

榮眞 もっと身近に感じてもらえる銀の製品ができたらなと、うちのスタッフが考えた根付(ねつけ)やピンバッジ、デザイナーとコラボしたジュエリーも展示しています。

ワダちゃん 干支のピンバッチなんて、めっちゃかわいいですね~。伝統工芸って、勝手なイメージで自分に似合ってないから手に取りにくいと思っていたけど、こんなふうに手に取りやすい商品があると、伝統工芸や銀に触れるきっかけになってありがたいです。


出典: FANY マガジン

市川 先生みたいに考えを持つ気さくな職人さんがいると、僕らも安心して伝統工芸に近づくことができます。職人さんは寡黙なイメージがあるし、あんまり喋ったら怒られるのでは……と思っていました。

榮眞 職人はきっとそんなふうに思われているだろうなぁと思って、僕は吉本興業に(アーティストとして)所属したんですよ。

ワダちゃん 市川君、途中でフタ置きのことを箸置きって言い間違えてたしな。先生が吉本所属やから助かったけど、ほかの職人さんなら絶対怒られてたで!

市川 すいません。でも、今日はすごく面白かったです。こういった作品が、1枚の純銀の板からつくられていることも知らなかったですし、手仕事ならではの思いがとても込められているのを感じました。

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ワダちゃん「自分も銀の似合う女性になりたい!」

ワダちゃん 驚いたのは、金槌の叩き方などで、模様や色の風合いが変わったりするということ。面白いなと思ったし、銀という素材への興味もわきました。

市川 作品のテーマや説明を先生から直接伺うことができて、より作品のよさがわかりました。作り手の思いは絶対伺ったほうがいいですね。


出典: FANY マガジン

ワダちゃん 作品を拝見して、自分で意味合いを考えて、先生に答え合わせさせてもらう贅沢な楽しみもありました。あと、作品に触れさせてもらっているうちに、私も銀の似合う女性になりたいなと思いました!

市川 シルバーウーマン……! 僕もいつか先生の作品を自宅に飾れるようになりたい!

ワダちゃん 今度は先生が作業されている様子を見せてもらいたいし、体験もしてみたいです。

榮眞 見学や体験教室もやっているので、ぜひ遊びにいらしてください。

市川 作業されているときは、やはり静かに銀と向き合っておられるんですか?

榮眞 いや、けっこうワチャワチャしてますね。

市川 やっぱりイメージとちゃうなぁ。