有働由美子 (C)週刊実話Web
有働由美子(55)が正念場を迎えている。
6日、テレビ朝日が社運を懸けた新情報番組『有働タイムズ』が始まった。
その中でも上層部を驚かせているのがメインキャスターを務める有働の異常ともいうべきやる気だ。
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「局からお願いされてもいないのに、率先して企画会議に参加し意見を出しています。スケジュールの都合が合わないときは、オンラインで参加するほどです。初回放送から自らロケに参加する企画がやたらと多かったのは、そのためです」(制作会社幹部)
有働が全身全霊を込めて『有働タイムズ』に取り組むのは当然。早ければ、3年以内にテレ朝の看板番組『報道ステーション』のメインキャスターに昇格している可能性があるからだ。
実は、有働がキャスターを受けた背景に、ある密約が交わされていたという。
「ポスト大越(健介)ですよ。有働が『有働タイムズ』を成功させた暁には、そのまま『報ステ』に横滑りするという説がささやかれているんです。これを条件に、テレ朝の早河洋会長が自ら動いて、日本テレビの『news zero』から一本釣りしたというんです。そもそも『有働タイムズ』の前枠だった『サンデーステーション』を立ち上げたのが早河会長です。現在、メインを張る大越は63歳。ちなみに久米宏は59歳で『ニュースステーション』、古舘伊知郎は61歳で『報ステ』を降板している。大越が65歳のタイミングで有働に交代するという密約説があるんです」(テレ朝幹部)
『有働タイムズ』の課題はコア視聴率
確かに有働は、2018年からメインキャスターを務めていた報道番組『news zero』を今年3月に卒業している。
日テレ側は何度も慰留したが、「新しいことにチャレンジしたい」という有働の気持ちは変わらなかった。
そんな有働に対し、レギュラーを務める『with MUSIC』(日本テレビ系)の制作スタッフからは早速、不満の声が漏れている。
「基本、『有働タイムズ』優先なので、スタジオ収録以外の企画などを進行できません。また、まとめ録りなどもやんわりと要求され困っています。視聴率も悪いので、現場の雰囲気は最悪です」(日テレ関係者)
もっとも、有働には越えなければいけないハードルがある。
『有働タイムズ』のコア視聴率(13〜49歳)が全く獲得できないのだ。
「初回世帯視聴率10.8%とまあまあの数字だったが、ダメだったのが、コア視聴率が1.8%だったこと。スポンサーからの厳しい声が漏れ伝わっている。『有働タイムズ』でコア層が取れないなら『報ステ』でも取れるわけがない。このままだと、3年以内にお払い箱になる可能性も出てきます」(同)
有働にやる気があるのはけっこうだが、“空回りタイムズ”とならないことを祈ろう。
「週刊実話」11月7・14日号より内容を一部変更