大学内に設置されていたという看板が、X（Twitter）で「センスがいい」と1万6000件を超えるいいねを獲得するなど注目を集めています。

駅で見かける案内板みたい

　投稿者は、静岡大学の生物科学科で助教を務める後藤寛貴（@Cyclommatism）さん。「すげぇ良いセンス！！」とコメントを添えて、キャンパスで見つけた看板を紹介しました。

　看板に示されているのは「駐輪場」「共通教育B棟」「静岡駅」などの施設名と方向や距離です。「静岡大学静岡キャンパス総合案内」と明記されており、駅構内で見かける案内板のように、来訪者向けに設置されたものに見えます。さらに遊び心が隠されており……。

　案内板をさらによく見ると、「月」までの距離は“380メガメートル”、「木星」は“778ギガメートル”、「対流圏」は“11キロメートル”、「地殻」は“30～50キロメートル”と唐突に案内のスケールが大きくなります。まさか天体までの距離も書かれているとは！

大学のサークル「地学研究会」が設置

　実はこの看板は、大学公認サークルの地学研究会が設置したもの。天体や気象に関するキーワードを盛り込んだ遊び心たっぷりな看板です。確かに案内板の下部には研究会の活動案内も表示されていますね。

　投稿には「案内が詳細……!!!」「ヨタメートルなんて表記初めて見ました！」「天体までの距離、見たことのない単位だ」などコメントが寄せられています。

画像提供：後藤寛貴（@Cyclommatism）さん／協力：静岡大学地学研究会（@shizudai_chiken）

（カナブンさん）

駅で見かける案内板かと思ったら……

画像提供：後藤寛貴（@Cyclommatism）さん／協力：静岡大学地学研究会（@shizudai_chiken）

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