2カ月の穿き込みでディテールはどうなった?
経年変化が起きるともっとも目を惹くフロントの腿部分は最初の洗濯で生まれた生地の毛羽立ち感が2カ月ではまだまだ存在。まだ穿き込みジワやクセもできていないので、局地的な経年変化もこれからといったところ。
フロント右のポケット口やコインポケットの両サイドは一度洗濯しただけでパッカリングが生まれて凹凸感が出ている。これからの経年変化が楽しみな生地の変化が早くも見られるように。
摩擦が多い部分になるバックポケットもまだ毛羽立ちが目立っている。普段レザーのロングウォレットを入れているポケット自体には、まだ生地のクセや色落ちは感じられないけど、バックヨークの縫製部分にははっきりとパッカリングが生まれている。ライトオンスなので、パッカリングが出やすいのかもしれない。
ヒップ側中央のベルトループは普段バックパックを背負っているおかげで生地の摩擦が多いせいか1カ月の穿き込みで早くも色落ちが生まれてた。さらに2カ月の穿き込みで色落ちは進行している。以前と変わらずベルトループの盛り上がった中央部分だけが色落ちしていて、その濃淡のコントラストがヴィンテージっぽくて気分が上がる。
雨の日も気にせずガンガン穿いているけれど、裾部分はまだ激しい色落ちやアタリは生まれていない。今後サイドシームのセルビッジのアタリが表面にはっきりと出てくると、見た目的にはカッコいいのになと期待しているところ。
【基本データ】
トータル穿き込み期間:約2カ月
穿き込み頻度:週6日程度
トータル洗濯回数:裾上げ後に1回(製品ワンウォッシュ時を含めず)