三谷幸喜 (C)週刊実話Web

脚本家で映画監督としても知られる三谷幸喜(63)が絶体絶命のピンチに陥っている。

最悪の場合、二度とメガホンを握れなくなる可能性が浮上しているというからただ事ではない。

「配給元やスポンサー、果ては役者から大ブーイングを喰らっているからです。三谷氏は、髪の毛が抜けるくらいに落ち込んでいるそうです」(芸能プロ関係者)

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ヒットメーカーと評判が高かった三谷が人気を落とした理由は、9月13日に公開された長澤まさみ主演の映画『スオミの話をしよう』の悪評ぶりだ。

「初日から3日間で動員31万3000人、興収4億3900万円を上げて、初登場1位を獲得。祝日の16日を含む公開4日間の累計成績では、動員43万1000人、興収5億9700万円を記録しました。しかし、勢いがあったのは最初だけ。2週目には3位に陥落。最終的には興収10億円にも達しないといわれており、三谷作品の中で史上最悪の映画との評判です」(映画関係者)

三谷幸喜が“裸の王様”になった!?

『スオミの―』の評判が悪い理由は、テンポの悪さと場面展開の少なさ。

「主な映画のシーンは自宅とセスナの狭い機内の二つだけ。舞台ならまだしも、ヤバすぎますよ。とにかく、時間が非常に長く感じる。お金を払って見るに値する映画ではない。無料のテレビ地上波でも放送ギリギリの作品です」(事情通)

なぜ、このような作品になってしまったのか?

「三谷氏が裸の王様になってしまった」と証言するのは、制作に携わったフジテレビの関係者だ。

三谷が作家として監督として、あまりに大御所になってしまったために誰も意見を言えなくなったという。

「その結果、つまらない映画が完成してしまった。三谷氏の映画作品の中で永遠に黒歴史として語り継がれることになるでしょう」(同)

これからしばらく、三谷の前でスミオの話はしない方がいいだろう。

「週刊実話」11月7・14日号より内容を一部変更