【NBA】レイカーズ、キングスに逆転勝ちで2010-11シーズン以来の開幕3連勝!八村塁は勝負を決めるダンクを含む18得点、9リバウンド<DUNKSHOOT>

 現地時間10月26日(日本時間27日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでサクラメント・キングスと対戦した。

 開幕2連勝のレイカーズの先発は過去2戦と同様、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、今季初勝利を狙うキングスはディアロン・フォックス、ケビン・ハーター、デマー・デローザン、キーガン・マレー、ドマンタス・サボニスが務めた。

 第1クォーター序盤、レイカーズはデイビスとラッセルの2連続3ポイントプレーで先手を取る。八村は残り6分48秒にフローターで初得点をあげると、残り2分53秒にはトップ・オブ・ザ・キーの位置から3ポイントをヒット。リバウンドにも積極的に絡み、4本を記録した。

 28-26と2点リードでスタートした第2クォーター、レイカーズは新人のダルトン・コネクトや八村の3ポイント、レブロンのジャンパーなど14-1のランでリードを広げる。しかし中盤からキングスに連続得点を許して64-60と4点差で後半戦へ。
  前半をリードで折り返したレイカーズだったが、第3クォーター序盤にキングスに逆転を許し、オフェンスでもシュートが決まらず苦しい展開に。大黒柱のレブロンが個人技で流れを変えようと試みるも、終盤にフォックスに2本連続で3ポイントを決められ、87-94と7点ビハインドを背負う。

 それでも今季のレイカーズは一味違う。第4クォーターにコネクトとレブロンの連続3ポイント、レブロンのジャンパーと8-0のランで一気に逆転に成功。さらに“キング”は八村のパスから3ポイントプレー、次の攻撃では長距離砲とゾーンに入り、開始わずか2分でチームは14点を連取し7点差とする。

 たまらずキングスはタイムアウトで流れを変えようと試みるが、1度火がついたレブロンは止まらない。ディフェンダーを引き付けてジャクソン・ヘイズのダンクをアシストすると、サボニス越しの3ポイント、リバースレイアップと21-0のランを牽引した。

 その後再びキングスの猛攻を受け、残り56秒に2点差とされたレイカーズだが、直後にデイビスの3ポイント、残り18秒にはレブロンのパスから八村がダンクを決めて勝負あり。131-127で逆転勝利を収めたレイカーズは、対キングス戦の連敗を5でストップした。

 レイカーズはレブロンが32得点(第4クォーターで16得点)、14リバウンド、10アシストで今季初のトリプルダブル、デイビスが31得点、9リバウンド、3スティール、2ブロック、リーブスが16得点、7リバウンド、6アシスト、ラッセルが16得点、5アシスト、コネクトが10得点を記録。

 八村は37分間の出場で18得点、9リバウンド、3アシスト、フィールドゴール成功率38.5%(5/13)、3ポイント成功率100%(2/2)、フリースロー成功率100%(6/6)をマーク。これで開幕から3連続の2桁得点となった。

 2010-11シーズン以来の開幕3連勝を飾ったレイカーズは、28日に敵地でフェニックス・サンズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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