『ジャイアント・シリーズ2024』アパホテル&リゾート札幌(2024年10月27日)
○諏訪魔&鈴木秀樹vs羆嵐&大森北斗×

　諏訪魔&鈴木が最強タッグ前哨戦で北斗&羆嵐に快勝。全日本プロレスTV6人タッグ王座への挑戦を表明した。

　“バカバカコンビ”諏訪魔&鈴木は2年連続で最強タッグに出場。この日は別ブロックとなる北斗&羆嵐との前哨戦に登場した。二人は北海熊五郎をセコンドに帯同。連係がかみ合わず、北斗軍に攻勢を許したものの、北斗がコーナーに上がると、鈴木がロープをゆすって諏訪魔を援護射撃。すかさず鈴木が雪崩式ダブルアームスープレックスで叩き落とすと、諏訪魔がラリアット、バックドロップとたたみかけて北斗を料理した。

　バカバカコンビが北斗軍に快勝。試合後、諏訪魔は「11月2日、美幌で確か俺と秀樹と熊五郎、そっちの北斗と羆嵐とサイラスが組まれているだろ。その試合を6人タッグのベルトのタイトルマッチにしようよ」と6人タッグ王座挑戦を表明した。

　6人タッグ王座はEvolution10・23新木場大会で北斗&羆嵐&サイラスの北斗軍トリオが石川修司&橋本千紘&優宇を破って戴冠。諏訪魔の言うように11・2美幌大会で諏訪魔&鈴木&熊五郎と王者トリオとの対戦が組まれている。

　鈴木と熊五郎は「アー! アー!」と雄たけびを上げながら諏訪魔張りの両親指を突き上げて呼応。つられて諏訪魔も「アー!と親指を突き上げてしまったものの、「どうだ? 返事聞かせろ」と要求した。すると北斗は「お前らは本当にバカだ。本当にどうしようもない。お前、今日誰の凱旋試合だと思ってんだ。エントランスで花を見てねえのかよ」と吐き捨てながらも、最終的に「やってやるよ!」と受諾。11・2美幌大会での6人タッグ王座戦が決定的となった。