「敵地での成功は証明されている」連勝ドジャース、第3戦先発予定の右腕にロバーツ監督は太鼓判「ロードでも彼は動じない」

 ワールドシリーズは第2戦が現地時間10月26日にドジャースタジアムで行なわれ、ロサンゼルス・ドジャースが4対2でニューヨーク・ヤンキースに勝利し、初戦に続き連勝を飾った。

【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選! ドジャースは山本由伸、ヤンキースはカルロス・ロドンが先発したこのゲーム、前半までにドジャース打線が3本塁打を放ち、ロドンをマウンドから降ろした。一方の山本は6回1/3を投げ1失点、許した安打もフアン・ソトのソロ本塁打のみに抑えるなどヤンキース打線を翻弄。初のワールドシリーズでも堂々たるパフォーマンスを披露した。

 前日のジャック・フラハティに続き、2戦目も山本が好投し、先発投手がしっかりと役割を果たしているドジャース。移動日を挟み、舞台を敵地ヤンキースタジアムに移す第3戦では、右腕のウォーカー・ビューラーが先発予定と発表された。

 ビューラーは今回のポストシーズン、2度先発マウンドを託されている。サンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第3戦で5回6失点で敗戦投手となるも、続いての登板となったニューヨーク・メッツとの優勝決定シリーズ第3戦では4回無失点、被安打3と上々の内容で救援陣にバトンをつないでる。

 右肩の故障から戦列復帰を果たした今季、ビューラーは中盤戦以降先発ローテーションの一角を担ったものの75.1イニングを投げて1勝6敗、防御率5.38と振るわなかった。だがポストシーズンでも先発を任されている30歳右腕に対し、指揮官からの信頼は決して低くはない。

 米メディア『Bleache Report』では、第3戦の先発予定を伝えるトピックの中で、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督のコメントを紹介している。

 その中では、「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ビューラーが大舞台での経験が豊富で、敵地での成功が証明されているため、この決断は容易だったと語った」とした上で、そのコメントを掲載。ロバーツ監督は「我々はビッグゲームでのウォーカーが大好きだ。ロードでも彼は動じないだろうし、第7戦の可能性にも対応できる」と期待を寄せた。

 また同メディアも、「ビューラーは通算17試合のプレーオフ出場経験があり、ニューヨーク打線にとっては依然として手ごわい相手だ」と実績を強調している。

 負けられないヤンキースは今季5勝をマークしたクラーク・シュミットが先発予定。シリーズの行方を左右する第3戦、勢いづくドジャースはビューラーの好投で王手をかけることができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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