【NOAH】「お前はプロレスラーじゃない!」 モリスらTEAM2000Xが憂流迦を公開処刑]

『SUNNY VOYAGE 2024 〜Akitoshi Saito Ridge Road Last SENDAI〜』宮城・仙台PIT(2024年10月27日)
○佐々木憂流迦&マサ北宮vsダガ&ジャック・モリス×

 NOAHで復活した黒の反体制集団『TEAM 2000X』が、憂流迦を公開処刑。中邑真輔戦をつかんだ天狗人を「お前は本物のプロレスラーじゃない」(モリス)と完全否定した。

 外国人選手の“不遇”を訴えたモリス&ダガが、ヨシ・タツを巻き込んで突じょ生まれた『T2000X』。始動戦では暴走ファイトを繰り広げたが、仙台でも暴走っぷりに拍車をかけた。

 憂流迦&北宮組と対決。元日・日本武道館大会での中邑戦へ気合十分の憂流迦の“充実”が目立ったものの、随所でヨシ・タツが介入してブーイングが響く展開。最後まで止まらなかった憂流迦を凶器のトンファーでモリスが公然と殴りつけ、強引にねじ伏せた。

 反則のゴングが打ち鳴らされても“ここからが本番”とばかりに、憂流迦、そして北宮を3人がかりで無法リンチ。大の字の憂流迦めがけてマイクを握ったモリスは、「ちょっと格闘技で実績があるだけで、お前はプロレスラーじゃない。それなのにお前はニューイヤーの武道館で中邑真輔と闘うのか。なんでお前みたいなクソにばっかりチャンスがあるんだ?」と“プロレスラー・佐々木憂流迦”を完全否定しながら、嫉妬と憎悪をむき出しにした。

 さらにモリスは生ヒザ式のグッドルッキングニーも叩き込んで憂流迦を追撃KO。T2000Xと憂流迦は10・30新潟大会でも激突予定。憂流迦が歩み始めた元日・武道館への道に、早くも真っ黒な暗雲がたれこみ始めた。

【試合後のモリス&ダガ、ヨシ・タツ】

▼ヨシ・タツ「俺に1個喋らせろよ。いいか、あいつは格闘家だよ。俺たちはレスラー、プロフェッショナルレスラーだよ。俺たちはプロレスに魂を売ってるんだよ。ナメるんじゃねえよ、プロレスを」

▼ダガ「俺たちは本物のプロレスラーとしてここにいる。あいつは違うだろ。総合格闘技のおかげで日本では有名かもしれない。だけどメキシコやアメリカでは誰も知らないぞ。そんなヤツがチャンスを与えられてる。俺らは世界に通用するレスラー。おい、NOAH。こんなこと続けるなら、ここが黒く染まっていくぞ」

▼モリス「みんなでビールでも飲んで祝おうか」

▼ヨシ・タツ「(英語で)黒い革命がもうすぐやってくる」