左肩亜脱臼の大谷翔平がWS勝利投手の山本由伸をインスタで”イジり”。負傷状況を心配する声を一蹴

 不安を一蹴する愛ある”イジり”が脚光を浴びている。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地10月26日、本拠地で行なわれたニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で左肩を負傷。試合後、デーブ・ロバーツ監督から「左肩亜脱臼」と発表された。怪我の状態について日米ファンから心配の声が寄せられるなか、大谷は自身の公式インスタグラムのストーリーズを更新し、その内容がほっこりする内容となっている。

 この試合、大谷は1番・指名打者で先発出場。7回裏に四球で出塁すると、2死一塁で盗塁を敢行。結果的にタッチアウトになったが、スライディングをした際に左肩を負傷してしまい、しばらく立ち上がれず顔をゆがめた。球場が騒然とするなかベンチに引き揚げた大谷について、ロバーツ監督は試合後の会見で「亜脱臼のようだ」と説明。軽傷を強調したが、精密検査の結果次第では現地28日に敵地ニューヨークで行なわれる第3戦はもちろん、それ以降の出場も危ぶまれている。
  周囲から不安の声が上がるなか、大谷は試合を終えた約3時間に自身の公式SNSを発信。この日、先発マウンドを託され6回1/3を1安打1失点の好投で勝利投手となった山本由伸の写真を添えて、その快投劇を称えた。しかも、同投手がマウンド上で雄叫びを上げた顔を切り取り、口を大きく開けたライオンの子どもの写真を投稿。両方を比較するイジりを仕掛けるほど、気落ちしている様子は見せていない。

 一方、イジられた山本は試合後、米放送局『Fox Sports』のインタビューで左肩を痛めた大谷について問われると、「状態は分からないですけど、戻ってくることを信じてます」と、頼れる先輩の負傷が軽傷であることを願っていた。
 
構成●THE DIGEST編集部

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