【AEW】インターナショナル王者TAKESHITAへの挑戦狙うリコシェがラッシュ撃破で3連勝

 AEWコリジョンが現地時間26日、アイオワ州シーダーラピッズで行われ、AEWインターナショナル王者KONOSUKE TAKESHITAへの挑戦を狙うリコシェがリオ・ラッシュとの一騎打ちを制し、シングル3連勝を決めた。

 10・12『レッスルドリーム』におけるウィル・オスプレイ、TAKESHITAとの3WAY戦によるインターナショナル王座戦で勝利を逸したリコシェは「TAKESHITA、俺はお前と1対1で戦うまで、次から次へと目の前の相手を倒し続ける」と宣言。勝利を積み重ね、再挑戦にこぎつける構えを見せている。

 先週のコリジョンでARフォックスとの再会対決に快勝し、前日のランペイジではニック・ウェインに勝利したばかり。この日は新日本のジュニア戦線でも活躍する実力者・ラッシュとの一騎打ちに臨んだ。

 開始早々、強烈なエルボーを何発も食らったリコシェは変則的なラッシュの動きに翻ろうされながらも、一進一退の読み合いからフロントハイキックを叩き込む。武藤敬司ばりのフラッシングエルボー、619の波状攻撃からジャンピングニーをアゴに突き刺した。

 ラッシュは意識もうろうの状態。それでもリコシェの突進を回避して場外に転落させ、矢のようなトペスイシーダを連射して逆襲。リコシェが放ったゼロ戦キックをバリケードに誤爆させ、コーナー上での攻防も制した。

 リコシェもコーナーダイブを回避し、旋回式ブレーンバスター、ランニングシューティングスターの波状攻撃で巻き返す。粘るラッシュもスタナー、ラリアットで反撃したが、リコシェはTAKESHITAの得意技でもあるブルーサンダーで叩きつけて応戦。ラッシュがリバースフランケンシュタイナーで突き刺しても、イスを手にしたラッシュにスライディングキック、ブエロ・デ・アギラを放つと、最後はスライディングラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。

 リコシェがシングル3連勝。今年8月のAEW参戦以来、無敗でもあり、インターナショナル王者TAKESHITAへの再挑戦へ着実に前進している。