【盛岡・すずらん賞】ミニアチュールが破竹の5連勝…佐々木志音「挑戦者の立場で臨みました」

 10月27日、盛岡競馬場で行われた11R・すずらん賞(M3・3歳上・ダ1800m)は、佐々木志音騎乗の1番人気、ミニアチュール(牝4・岩手・佐藤祐司)が快勝した。2馬身差の2着にフレイムウィングス(せん7・岩手・酒井仁)、3着にゴールドギア(牡9・岩手・伊藤和忍)が入った。勝ちタイムは1:54.7(稍重)。

 2番人気で山本聡哉騎乗、ライアン(牡5・岩手・佐藤浩一)は、6着敗退。

1着 ミニアチュール

佐々木志音騎手

「前走(ヴィーナススプリント)出遅れたので、ゲートに気をつけて2番手を考え、自分のペースで行こうと思っていました。グランコージーを早めに交わしたのは馬が行く気になっていましたし、後から一気に来られるより動いた方がいいと判断したから。今回は春に負けたメンバーでしたからね。挑戦者の立場で臨みましたが、強い競馬で勝ってくれました。疲れも残っている中、今日も頑張ってくれて感謝の気持ちしかありません」

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佐藤師「状態は決して良くはなかった」


すずらん賞 口取り (C)岩手県競馬組合

佐藤祐司調教師

「正直、状態は決して良くはなかったので使うかどうかも迷いましたが。このメンバーで勝ち負けができれば桐花賞も見えてきますから、力が入る一戦でした。昨年の年度代表馬などが相手でしたので、鞍上にはノーブルサターンに負けたら仕方ないと思える競馬をしてほしいと伝えました。今日の相手を封じたのは非常に大きいと思います。さきほども言いましたが、歴戦の疲れが溜まっていますからね。この後は休養に専念させて、桐花賞へ直行しようと考えています」

ミニアチュール 33戦16勝

(牝4・岩手・佐藤祐司)

父:ラブリーデイ

母:ローマンブリッジ

母父:ブライアンズタイム

馬主:平賀敏男

生産者:下河辺牧場

【全着順】

1着 ミニアチュール

2着 フレイムウィングス

3着 ゴールドギア

4着 グランコージー

5着 ノーブルサターン

6着 ライアン

7着 サクラトップキッド

8着 サルサレイア

9着 レールガン

10着 サザンナイツ