個人的な話で恐縮だが、我が家には子供が2人いる。イヤイヤ期真っ盛りの娘(2才8ヶ月)と、夜中でも2〜3時間おきに起きる息子(0才3ヶ月)だ。
このコンビは手間的な意味で最強としか言いようがなく、私と妻に休む暇を与えない。それはまるで、オーバーラップしまくるサイドバックと、一瞬でも目が離せない危険なフォワードの2人を同時にマークしている気分。強すぎる。
つい先日のこと。そんな日々の出来事を、知人の1人に話していたところ……ある部分で爆笑されてしまった。これって、変なのだろうか?
・風呂上がりルーティン
最初に言っておくが、私は娘のイヤイヤに振り回されて、感覚が麻痺してしまっている。なので、以下の内容は感覚が麻痺してしまった人間がぼんやり抱いている疑問だということを留意した上で読み進めていただきたい。
さて、知人が爆笑したのは娘の入浴後ルーティン。
お風呂から上がった娘は、父(私)にいつも体を拭かれる。父はそのまま娘の体に保湿ローションを塗って、オムツ(気分が向いたときはパンツ)を穿かせ、髪を乾かして……とスムーズに進むことはほぼない。
娘は結構な確率で脱走し、リビングで遊ぶ。
ここで「ダメだよ!」と言うと娘は逆に面白がって言うことを聞かないことが多い(これぞイヤイヤ期!)。なので「先にお茶飲む?」とか「今日のパジャマかわいいよ」と言って、娘の「今すぐ遊びたい」という気持ちをなんとか逸らせる。
時には強く怒ってしまうこともあるが、それで効果を感じたことはあまりない。しかも、娘からしたら弟が生まれたばかりというセンシティブなタイミングなので、なるべく “気分を変える方向” で娘の行動を制御する。勝率は6割くらいだろうか。
上手くいかないときは半ば強引に進めるが、下手したら逆に時間がかかる。
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・ドライヤーのルーティン
で、なんとかルーティンをこなし、あとは髪を乾かすだけになったときからが問題だ。娘に「ドライヤーするよ〜」と声をかけると……
娘は帽子をかぶり、小さな傘をさして洗面所に入場してくる。そして振り返ったら……
お気に入りのサングラス。椅子に座った後も、傘とサングラスは離さない。どこの女優だよ。
その後「ドライヤーするから帽子は取るよ〜」と10回近く声をかけ、娘が渋々帽子を取ったところから、ようやく髪を乾かす作業がスタートする。
なお、娘はサングラスをかけたままということもあり、ドライヤーの設定を「HOT」にできない。ぬる〜い風しか送れないため、髪を乾かすのにメチャクチャ時間がかかるのだ。