ジョージ、ポール、ジョンもレコードをリリース
事件当日に撮影されたというジャケット写真が印象的だった『ジョン・レノン・コレクション』
ソロと言えば、ジョージの『ゴーン・トロッポ』がリリースされたのもこの年の秋だった。ほかにもポールの『タッグ・オブ・ウォー』からのシングルカットで「テイク・イット・アウェイ」「タッグ・オブ・ウォー」(いずれもビデオが秀逸)、そしてマイケルとの「ガール・イズ・マイン」が『スリラー』からの第一弾シングルとして続いた。ジョンも『コレクション』というベストが出た。すでに『シェイブド・フィッシュ』というベストを持っていたし、ソロも買い集めたので、真新しい曲はないのだけど、事件当日の写真というジャケが目を引いた。神保町の三省堂の裏にあったビクトリア(スキーショップのビクトリアがやっていたレコード屋)で買ったらラミネート加工されたジャケ写が入っていたのは、なんだったのだろうか。ジョンのベストはこのあとも手を変え品を変え出たけど、いちばん思い入れのあるものはこの『コレクション』と言える。
正規盤のほかに西新宿に行っては海賊盤も追いかけていた。80年以来44年間ビートルズのことを考えない日は一日もなかったのだが、82年が一種のピークだったような、いま振り返るとそんな気がする。
デビュー20周年キャンペーンで作られたロゴ