伝統芸能の本気ぶりに感服
イベント終了後の囲み取材で、講談師の玉秀斎がこう振り返りました。
「まわりに迷惑をかけないように責任感が生まれました。ふだんは1人だから、間違っても1人で間違っているだけで誰も気づかないです」
文楽の玉翔は人形遣いなので、ふだんは声を出さないのですが、「稽古から内場さんに『酒焼けしているな』と言われました」と明かします。三味線の友之助も「僕もふだんは声を出さないです」と語りながら、「新喜劇のオープニング曲などは、文楽で弾いたらシバかれると思います」とコメントしました。
出典: FANY マガジン
すると芳穂太夫も流れで「僕もふだんは声を出さないです」と太夫ならではのボケを披露。そのうえで「(ふだんの舞台では)人と会話しないので、(新喜劇の舞台は)新鮮でした」と真面目な感想も語りました。
この日の脚本・演出を担当したのは久馬歩(ザ・プラン9のお〜い!久馬)です。久馬は「文楽でパンティーテックスをしてくれるとは思わなかったです。確認の動画を何回も送ってくれました」と伝統芸能組の本気ぶりに感服します。やすえと森田まり子は「文楽の舞台になった時代はパンティーをはいていないはずだから、どうするんやろ」と楽屋で話していたそうです。
出典: FANY マガジン
最後に内場が「異様な空気」と振り返るほど、さまざまな化学反応が起きた「伝統芸能新喜劇」でした。講談、文楽、そして吉本新喜劇の今後に乞うご期待!