「NHK新人お笑い大賞」優勝のエバースが喜び爆発「負けグセがつかないうちに優勝できてよかった」

結成10年未満の若手芸人の登竜門「令和6年度NHK新人お笑い大賞」は、次世代のエースとして期待される神保町よしもと漫才劇場所属のエバース(佐々木隆史、町田和樹)が接戦を制し、頂点に輝きました。10月27日(日)に東京・イイノホールで開催された決勝には、東京・大阪合わせて290組から勝ち抜いた8組が激突。2023年のM-1で準決勝進出、2024年のABCお笑いグランプリで決勝進出と、めきめきと頭角を現してきたエバースの2人が、初の賞レース優勝に喜びを爆発させました。


出典: FANY マガジン

決勝はエバースvsジョックロック

本戦では、まず8組が4組ずつA、Bの2ブロックに分かれて、それぞれでトップとなった組が決勝に進出します。審査員を務めるのは、渡辺正行、大平サブロー、清水ミチコ、濱口優(よゐこ)、YOU、奥田修二(ガクテンソク)、樅野太紀(放送作家)という面々です。

【Aブロック】
軟水、エバース、ラビットラ、オーサカクレオパトラ

【Bブロック】
かが屋 、ジョックロック、やました、スタミナパン

審査員の投票によって、Aブロックからは4票でエバース、Bブロックも4票でジョックロックが決勝へ進みます。そして2組とも互角の戦いを見せた末、エバースが5票を獲得して栄冠を手にしました!


出典: FANY マガジン

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初タイトルは「マジでデカいっす」

優勝決定後、興奮さめやらぬエバースの2人が取材陣の囲み取材に答えました。

――さまざまな賞レースに決勝まで進出しながら、あと一歩のところで優勝を逃していました。改めて初タイトルを獲得したいまの心境は?

町田 マジでデカいっす。これが獲れているか獲れていないかで、今後の賞レースも変わってくるので、マジで嬉しいです。

佐々木 決勝に行って負けることが続いていたんで、負けグセがつかないうちに優勝できてよかったなと思います。

――今回の大会はどんな心境で臨んだんですか?

町田 (賞レースが)ちょっと慣れてきたというか。いつもより落ち着いてできたかなと思います。

佐々木 いままでの賞レースって、スタジオで観覧席にお客さんがいるみたいな感じだったんですけど、今回はふだんのライブに近い感じの会場だったんで、「ふつうの寄席だと思ってやろう」ぐらいの気持ちでやりました。


出典: FANY マガジン

――今日は漫才を2本(1回戦:利き手、決勝:タバコ)披露しました。出来については、どう感じていますか?

佐々木 (町田が)噛んでたけどな……。

町田 (噛むのは)ちょいちょいありましたけど、体調はマジでよかったです! こんないい日があるのかというくらい体調がよかったですね。

佐々木 だいたい町田がテンパってるなと思ったときは、落ち着けるほうなんですよ。なので、今日は落ち着いてできました(笑)。

町田 特に2本目は「(佐々木が)落ち着いてるな」という印象はありました。引っ張り上げてくれた感じです。