『SUPER Jr.TAG LEAGUE 2024〜Road to POWER STRUGGLE〜』東京・後楽園ホール(2024年10月28日)
Bブロック公式戦 ○石森太二&ロビー・エックスvsYOH&ロッキー・ロメロ×
石森&エックスがジュニアタッグリーグで会心の2勝目。無敗でBブロック首位に立っていた“新生ROPPONGI VICE”YOH&ロッキーに土を付けた。
石森は新たなパートナー・エックスを招聘して、今年のジュニアタッグリーグにエントリー。組んだばかりとは思えないチームワークを披露し、徐々にエックスも持ち前の実力を発揮しつつあり、1勝1敗で3戦目を迎えた。対戦相手は今回のリーグ戦から始動した新生ROPPONGI VICE。YOHが独特な世界観を見せて勝利を重ね、Bブロック唯一の開幕2連勝を飾っていた。
石森が今日で42歳の誕生日を迎えたロッキーの左腕を攻めて出鼻をくじいたものの、新生ROPPONGI VICEも勢いに乗っているだけに一歩も引かず。猛追に出ると、石森相手に必殺の3Kを狙っていく。
だが、防いだ石森組もエックスのキリモミ式ジャンピングハイキック、石森のスライディングジャーマン、エックスのその場飛びシューティングスタープレスと抜群の連続攻撃をYOHに浴びせて逆転。割り込んだロッキーにもサイファーウタキ→ライオンサルトの連続攻撃を決めて返り討ちにした。
エックスは華麗な空中殺法を連発していくが、ハンドスプリング式ダイヤモンドカッターをYOH&ロッキーはダブルジャンピングニーで撃墜。ロッキーのスイング式DDT、YOHのラリアット、合体フェイスバスターと逆襲に出る。石森を3Kで排除すると、エックスには必殺ストロングゼロを狙う。
必勝パターンに持ち込んだかと思われたが、石森が急行。ロッキーを孤立させると、変型マジックキラーがさく裂する。決定機をたぐり寄せると、最後はエックスがX EXPRESS、石森が450°スプラッシュを時間差で投下し、ロッキーを沈めた。
新生ROPPONGI VICEの連勝を止めて、石森&エックスが会心の2勝目。石森は「なんも問題ねえよ。なあ、わかってんだろ? 見たらわかるだろ?」と自信を示した。さらに、「今からロビー・エックスが何をしゃべるか注目しろ」とパートナーに振ると、エックスは「日本に来るのは今回が初めてだ。そしてBULLET CLUBの中でイシモリとタッグチームを組むのも初めてだ。しかし悪いが、俺たちはもう何年も組んでいるかのように動けている」と手応え。次戦となる10・31富山大会では“CATCH 2/2″TJP&フランシスコ・アキラ組との公式戦が組まれているが、エックスは「すでに4点を稼いだ。ブロック首位だ。TJP、フランシスコ・アキラ、次も同じことが起きる。俺たちが結果を出す」と予告した。
