日本人のほとんどが好きな料理といえば「カレー」だろう。それぞれの家庭ごとの味があり、実家を離れて暮らしている人などは、懐かしさが募るあまり、思わずカレーチェーン店に駆け込んでしまったという話も耳にする。

 もっとも、そんなみんな大好きカレーの最近の懸案事項といえば、ご多分に漏れず物価高による価格急騰だ。多くのファンがいる「CoCo壱番屋」では、ノーマルの「ビーフカレー」が794円(税込、以下同)、さらに「手仕込みとんかつ」をチョイスすると1192円に跳ね上がる。その他、野菜や魚介類、肉類などのトッピングを追加すると、気がついたら1皿2000~3000円になってしまったというケースも少なくない。

 そうした中、低価格でココイチ並みに美味しいと話題になっているのが、「無印良品」のレトルトカレーだ。気になる価格は、「国産りんごと野菜のカレー」「おうちのこだわりビーフカレー」「牛すじカレー」などが驚きの290円。一番高価なハンバーグが丸々1個入った「ハンバーグのデミグラスソースカレー」ですら450円と超リーズナブルなのだ。

 実際、Xでは《無印の牛すじカレー美味すぎ》《1200円するチェーン店の存在意義が消え失せた》《牛バラも具が多くて好き。コスパもよろしい》などと大絶賛されている。

 もっとも、コンビニやスーパーに行けば、何種類ものレトルトカレーが販売されている。ただ、こちらも物価高の影響を受けて1000円を超える商品も少なくない。無印良品の290円カレーがいかにお買い得かがわかるだろう。SNSでは無印良品のカレーをさらに美味しく食べるトッピングやアレンジワザが紹介されており、バリエーションを楽しめるも嬉しいところだ。

 まだ食べたことのない人は、一度試してみる価値はあるかもしれない。

ケン高田

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