ドラマ「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)の第4話が、28日に放送された。
鈴鹿央士と松本穂香の共演で、都戸利津氏の人気コミックを実写ドラマ化した本作は、昭和初期を舞台に、貧乏探偵と人のうそが聞き分けられる奇妙な能力者が活躍するレトロミステリー。(*以下、ネタバレあり)
ある日の早朝、左右馬(鈴鹿)と鹿乃子(松本)が駅に向かっている。左右馬は鹿乃子に「家賃を払えず、朝だけど夜逃げをしている」と告げる。
そんな中、左右馬が不審な男に気付き、鹿乃子の“うそを聞き分ける能力”で置引を暴く。男は逃げるが、居合わせた女性に足を引っ掛けられて転び、周囲の人たちに取り押さえられる。足を掛けた女性は左右馬の親友の端崎馨(味方良介)の姉・雅(北乃きい)だった。
左右馬たちが夜逃げ中だと知った雅は、2人に取材旅行に同行しないかと誘う。雅が『魔境探報』という怪談雑誌の記者だと聞いた鹿乃子はおびえ、左右馬も断ろうとするが、雅に今月分の家賃を報酬にすると言われた途端左右馬の気が変わる。
雅が取材するのは「人形屋敷」と呼ばれる綾尾家だという。同家は主人夫妻が海難事故で亡くなり、一人娘の品子(片岡凜)が後を継いだが、品子はまるで人形のようで、妙なうわさも流れていた。
放送終了後、SNS上には、「今回は少しテイストが変わって怪しい雰囲気全開でドキドキした。でも左右馬先生と鹿乃子くんのほのぼのは相変わらずで良し」「北乃きいちゃんがあの時代のスタイルがあんなに似合うとは驚き。日本人形のまんまのような片岡凜ちゃんは『虎に翼』に続いて怖いよーと思って見ていた。主人公2人が癒やし系のキャラなのでこれぐらいおどろおどろしい方がピリっとしていいかも」といったコメントが上がった。
また、「左右馬が鹿乃子を思って言った『いいうそか、悪いうそかなんて状況や立場によって変わるよ。だったら、自分が正しいと思うように動くしかないんじゃない』というアドバイスが優しくていい」という声もあった。
そのほか、「横溝正史のミステリーの世界に近いものを感じて興味が湧いてきた」「ゆるふわほんわかな金田一みたい」「どういうこと? 次回が気になる。品子ちゃんは多重人格? 双子?」「来週、左右馬先生が謎を解いてくれるの楽しみ」など、次回に期待するコメントも見られた。