シャネル(CHANEL)のシリアルナンバーはどこにある?製造年の見分け方を紹介

シャネル(CHANEL)のシリアルナンバーは、商品に貼り付けられたシールや金属プレートで確認可能です。本物であることの証明になるだけではなく、年代によってはシリアルナンバーから製造年数を特定できます。この記事では、シャネルのシリアルナンバーの意味や印字されている場所、シリアルナンバーから見る製造年数一覧を紹介します。

シャネル(CHANEL)のシリアルナンバーとは?

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商品1つ1つに付けられた番号をシリアルナンバーといいます。まずは、シャネルのシリアルナンバーの定義を確認しましょう。

シリアルナンバー(固有製造番号)とは

シャネルのシリアルナンバー(固有製造番号)とは、バッグや財布などアイテムの1つ1つに割り振られた個体番号のこと。同じ番号を持つアイテムは他に1つとして存在しません。

シャネルでは現在アルファベットと数字がランダムに付けられていますが、2021年5月ごろまでは7〜8桁の数字で構成されていて、ナンバーからおおよその製造年数がわかるようになっていました。印字やギャランティカード(保証書)との組み合わせにより、正規品の見極めに用いられることもあります。

型番との違い

シャネルのシリアルナンバーと型番との違いは、大きく2つあります。1つは型番では同じ番号を持つアイテムがあること、もう1つは型番には必ずアルファベットが含まれる点です。型番とはモデルごとに割り振られる番号のことで、同じモデルはすべて同じ番号です。シャネルの場合、カラーが違っても同じ型番が付けられています。

また型番は商品やギャランティカードには記されず、現行商品の場合、型番を知りたければ公式サイトや直営店の商品タグでチェックしなければなりません。廃盤商品は公式では型番を知る方法はないので、ネット検索などを試してみるしかないでしょう。

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シャネル(CHANEL)のシリアルナンバーはどこで確認できる?

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シャネルのシリアルナンバーが現行で確認できる場所は、シール、ギャランティカード、金属プレートの3つです。年代によって異なるので、違いを知っておきましょう。

1. シリアルシール

2021年5月ごろまでに製造された商品には、シリアルナンバーが書かれたシールが貼られています。シールが貼られている場所は、ポケットの内側や内部の底部分のなどさまざまですが、奥の見えづらい場所が基本です。シールのデザインは年代によって変わり、シリアルナンバーに添えられたCOCOマークが並んでいたり、散りばめられていたりします。

シールは偽造防止のためブラックライトを当てるとシール全体が光る仕様です。貼り替えできないように×印の切れ目が入っていて、無理に剥がそうとすると跡が残るようになっていいます。このように剥がれにくくする工夫はされていますが、内装修理や経年劣化で剥がれてしまったり、番号が読み取りづらくなったりするのが難点です。

2. ギャランティカード

商品に付属するギャランティカードにもシールと同じシリアルナンバーが印字されています。ギャランティカードとは、商品が正規品であることを公式が保証して発行するカードです。商品の保証書となるため、大切に保管しておく必要があります。

シャネルのギャランティカードは黒いカードに白文字で印字され、裏面に金色でシリアルナンバーが印字されています。1980年代以降の商品に付属されたギャランティカードには、偽造防止のためCOCOマークの透かしが入った丸いシールが貼られているのが特徴です。2003年以降になると、ブラックライトを当てると番号の一部が光る仕様になっています。

なおシリアルシール同様、2021年5月ごろにギャランティカードは廃止され、手書きの保証書に移行しています。

3. 金属プレート

2021年5月のシリアルシール、ギャランティカードの廃止に伴い登場したのが、シリアルナンバーが刻印された金属製のプレートです。商品に直接貼り付けられていて、COCOマークの下にアルファベット+数字のシリアルナンバーが刻まれています。番号はランダムに付けられ、番号から製造年数の特定はできなくなりました。

バッグ類から徐々に金属プレートへ移行していますが、まだ製造年数が古い商品も流通しているため、現在ではシリアルシール+ギャランティカードのものと金属プレートのものが混在している状況です。

【番外】ブティックシール

過去に、日本国内の正規店で購入すると、シリアルシールと別にブティックシールが貼られていました。ブティックシールとは、金色のシールに黒で日付とアルファベット(購入年月日と購入場所のイニシャル)が印字されたシールのことです。書体や文字サイズはバラバラで統一性はありません。

ほぼ同じようなシールで銀色のものも存在しますが、こちらはリペアシールと呼ばれ、国内正規店で修理を受けた際に貼られるものです。なお、ブティックシール、リペアシールも2016年6月ごろに廃止されています。