お笑いコンビ・霜降り明星粗品が28日、自身の公式YouTubeチャンネル『粗品 Official Channel』を更新。好感度が高いお笑いタレント・やす子を心配する場面があった。

■誹謗中傷アカウントにリプライ

今回の動画では、最近ネット上で話題になった出来事を取り上げる「1人賛否」を実施。そこで、やす子が自身への誹謗中傷コメントを投稿するXアカウントにリプライを送ったことを取り上げた。

やす子は25日、誹謗中傷をするアカウントに対して「1度注意をしたのにも関わらず誹謗中傷を続けられているので、こちらも対応させていただくことになりました。これは、嘘でも脅迫でもありません」とリプライ。

対処することを伝え、ファンからは「やす子ちゃんはわたしの癒し。負けないで!」「応援していますよ!」「やす子ちゃん! 味方はここにもいるよー! 芸だけじゃない、人格も人気の秘訣なんだよやす子ちゃんは」といったエールのコメントが多数寄せられた。

関連記事:やす子、もらい事故で「ブス」呼ばわりも「はい~」 “神対応”に反響集まる

■粗品「好感度上がりすぎやて」

粗品はやす子の対応について「抑止力にもなるしな。これは非常に有効な一撃やと思います」とコメントしつつ、「好感度上がりすぎやてお前」と指摘し、「やりにくないか? お笑い」「イジりにくい芸人になってまうよ。それ損やで」と、好感度が高すぎるデメリットを話した。

好感度が高いとまわりの芸人がイジりにくくなるため、ウケを取る手段が減って「まわりが気ぃ遣いすぎてまったくイジられへんく腫れもんみたいになってまうんはちゃうで」と忠告。「俺は勝手に心配してんのよ」と心境を語った。

関連記事:粗品、フワちゃん騒動で発揮した“芸人としての強み” 「やり返せてよかった」

■番組の振る舞いを評価「あれは見事やった」

その一方で、今年7月に生放送された大型特番『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ系)の振る舞いを見て「そんなことないかもしれんな」との考えも。

番組内のコーナーではエピソードトークを披露する場面があったが、「短いエピソードで全部やす子が落として、ソニーチームをバーンってウケさせた。あれは見事やった」とも評価しており、「あんなんできんねやったらたしかに、まわりにまったくイジられんでもいけるかとも思ってんけど」との私見も述べている。

関連記事:やす子、「とっても悲しい」騒動から2日後にX投稿 「ピカピカ笑顔」に安堵の声

■視聴者から共感

動画の視聴者からは、「やす子好感度上がりすぎはマジで今年1共感」「やす子がもう保護対象みたいになって笑いづらくなるから誹謗中傷とか辞めてくれ」「何かちょっとでもやったときに、反動で好感度が下がりすぎるっていうリスクがあるから危うい感ある」といったコメントが上がった。

また、やす子は今月11日放送のトーク番組『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で好感度の高さに悩んでいることを告白しており、「酒のツマミで言ってたよね」「何かで言ってたな。そこまで聖人じゃないし求められてる良い子で居続けるのしんどいみたいなこと」といったコメントも見られる。

関連記事:やす子、「こうやって憶測は広がる」誤解を生む投稿主へ直談判 その“対応”に「さすが」反響相次ぐ

■やす子に忠告する粗品
(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ