中学受験で何が何でもリベンジ、という考え方を手放す
小学校受験の経験から、次こそは、と力が入り、うまくいかなかったらどうしようという不安から仕事をセーブすべきか迷っている状況です。でも実は中学受験は、取り組み方によっては小学校受験より親の負担を減らすことができます。
私立中学は、それこそ1日10時間も猛勉強して入るような御三家から、通学に無理がなく、校風がお子さんにぴったりの学校で総合満足度が高い学校を選ぶというパターンも。
偏差値が高ければ成功、という固定観点を手放すことで、そもそも「失敗」というものはないことに気づけるでしょう。仕事を続けられる範囲で、できることを頑張れば、きっとぴったりの学校に進学することができると思います。きれいごとを言っているようですが、これは教育ジャーナリストとしてたくさんのご家庭を見てきてリアルに感じること。がりがりやるだけが成功とも限りません。
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小学校に上がることでうまれた精神的・時間的余裕は自分のために使う
真面目で素敵なお母さんであるサトミさんは、きっと無意識のうちに、少しでも時間やお金があればお子さんに注いであげようと考えているはず。
でも、せっかくお子さんが幼児期を終えて小学生になったのですから、思い切ってちょっとだけベクトルを自分に向けてみてはいかがでしょうか?
意識的にそうすることで、きっと小学校受験の結果やお友達のことを考える時間が減っていくはず。ぶっちゃけて言えば、中学受験のことなんてまだまだ先でいいと思います。せっかく小学校受験がひと段落したのですから、しばらくは余白を楽しんでみませんか。
先のことは誰にもわかりません。そのために仕事をセーブすると決める必要もないと思います。今はぜひ、ご自身をいたわって楽しませてあげてください!
共働きがスタンダードになった今や、親御さんは皆、とても忙しいですよね。負担を感じることはどんどん周囲に相談してみましょう。
専業主婦で小学校受験に成功した親友が羨ましいとおっしゃるサトミさん。それだけ全力でお子さんの受験にあたられたということです。ちょっとしんどいときは見方をかえつつ距離を取るのだって大人の特権です。心配しすぎず、ぜひお子さんと過ごす時間を楽しんでくださいね。