現地10月28日、MLBワールドシリーズの第3戦が行なわれ、ニューヨーク・ヤンキースは本拠地でロサンゼルス・ドジャースと対戦。9回裏に追いすがったが2対4で敗れ、0勝3敗と待ったなしの崖っぷちに追い込まれた。
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やはり気になるのは主砲アーロン・ジャッジの不振ぶりだ。シリーズ開幕の2戦で6三振を喫するなど大ブレーキとなっていた32歳は、この日の第3戦でも第1打席でドジャース先発のウォーカー・ビューラーの前に空振り三振。4回裏の第2打席は初球を果敢に狙ってフルスイングもレフトフライに倒れ、第3打席は詰まってピッチャーゴロに沈んだ。第4打席で四球を選んで久しぶりに出塁したものの、英雄はヤンキースタジアムの大観衆からは終始ブ-イングに晒された。
レギュラーシーズンで打率.322をマークし、本塁打王(58本)と打点王(144点)の打撃2冠に輝いたジャッジながら、ポストシーズンはここまで43打数6安打20三振で打率.140、本塁打2、打点6と完全にスランプ状態。ワールドシリーズに限れば、12打数1安打7三振で打率.083、本塁打ゼロ、打点ゼロとより深刻だ。
ニューヨークの地元紙『NEW YORK POST』は「ふたたび絶望的な結果で、ジャッジのプレーオフにおける悪夢はさらに深まった」と辛辣批評。「四球を選んで少しは改善の兆しはみせたが、そうした“兆し”などは4月や5月に取り沙汰されるものだ。結果こそが求められるポストシーズンでジャッジはその結果を出してない。それに尽きる。WSの打率なんて.083だぞ!」と続けた。
ヤンキースは第1戦で先発したエースのゲリット・コールを第4戦で登板させるスクランブル態勢。ブルペンデーとなるドジャース投手陣をヤンキース打線が攻略できるのか。そしてジャッジは復調を遂げられるのか。ワールドシリーズの歴史上、0勝3敗のチームが4連勝して戴冠したケースは一度もないという。
構成●THE DIGEST編集部
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