現地時間10月28日、NBAが今季最初となる第1週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム、ウエスタン・カンファレンスからロサンゼルス・レイカーズのアンソニー・デイビスが選出された。
10月22日(火)から27日(日)の期間中、3試合に出場したテイタムはリーグ3位の平均33.0点、6.3リバウンド、6.0アシストをマーク。フィールドゴール成功率54.7%(35/64)、3ポイント成功率48.6%(17/35)とショットが冴えわたり、キャリア8年目で11回目の週間MVPに輝いた。
昨季自身初の優勝を経験した26歳のフォワードは開幕からエンジン全開。ニューヨーク・ニックスとの初戦で3ポイント11本中8本成功を含む37得点、10アシストの活躍を見せると、24日のワシントン・ウィザーズ戦では25得点、11リバウンド。26日のデトロイト・ピストンズ戦では再び37得点を奪ってチームを開幕3連勝に導いた。
レイカーズのデイビスは、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチと並ぶリーグ1位の平均34.0点に加え、同11位タイの11.0リバウンド、同6位タイの2.33ブロックを記録。フィールドゴール成功率57.1%(32/56)、3ポイント成功率40.0%(2/5)、フリースロー成功率80.0%(36/45)という文句なしの働きで、通算11回目(レイカーズ加入後6回目)の受賞となった。
キャリア13年目を迎えたビッグマンは、ミネソタ・ティンバーウルブズとの開幕戦で36得点、16リバウンド、3ブロックのパフォーマンスを演じると、続く2試合も30点オーバーと攻守でチームを牽引。
レイカーズではエルジン・ベイラー(1961年、62年、66年)、ジェリー・ウエスト(1961年、69年)、コビー・ブライアント(2005年)に次ぐ4人目の、開幕から3試合連続で30得点超えを記録した選手となった。
なお、セルティックスは週明け28日のミルウォーキー・バックス戦にも勝利して開幕4連勝。2010-11シーズン以来の開幕3連勝を記録していたレイカーズは、フェニックス・サンズに敗れて今季初黒星を喫している。
構成●ダンクシュート編集部
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