現地時間10月28日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地で行なわれたニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番・DH」でスタメン出場。3打数無安打、1四球1死球だったが、チームは4対2で勝利し、世界一に王手をかけた。
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第2戦で盗塁を試みた際に左肩を亜脱臼し、途中交代を余儀なくされた大谷。この日、スーパースターは、不屈の闘志で強行出場に踏み切った。だが、試合中に左手でユニホームをつかんで左腕を固定するような仕草や、スイングのあとに顔をしかめる場面もあった。
韓国メディア『dailian』は「第2戦で盗塁時に肩を負傷した“野球の天才”大谷翔平は、痛みを乗り越えて『1番・DH』として先発出場。しかし、完璧な状態ではないように見えた」と報道。「試合前から、彼は左肩に装具が付いたジャンパーを着ていたからだ」と普段との違いを指摘した。
さらに同メディアは「スイングの過程で少し違和感を覚えた」と大谷のコンディションを憂慮。「彼らしい鋭いヒットや質の高いヒットを生み出せなかった。しかし、1番打者として2回出塁し、(フリーマンの2ランで)先制のホームを踏んだ」と伝えている。
一方、試合後に大谷は「痛みはだんだん引いてきている」とコメント。左肩の黒いサポーターについて「最初は、試合中もそうでしたけど、冷やさないように温めるのが大事と言われていたので、温めるような機械を付けてイニング間は過ごしていました。セレモニーの時も同じものを付けて温めていました」と説明した。
また、ユニホームを引っ張るような仕草に関しては「スライディングをした時に左手が(怪我をした時と)同じようなモーションに入ると、また(左肩が)外れてしまう場合が多いので、それを防ぐためにっていう感じですね」とも明かしている。
構成●THE DIGEST編集部
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