13打席ぶりのヒットも、痛々しい姿の走塁だった。
現地10月29日、ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズ第4戦が行なわれており、ドジャースの大谷翔平が1番・指名打者でスタメン出場。2点ビハインドの5回に3試合ぶりとなる中前打を放った。さらにムーキー・ベッツの遊ゴロの場面では二塁にスライディングをする場面もあった。
3対5でドジャースが2点を追う5回、無死一塁の第3打席で大谷はヤンキース2番手左腕のティム・ヒルと対峙。初球のシンカーをセンター前に弾き返し、この試合初安打。第2戦の左肩負傷後、初めてヒットを記録した。
このあと2番ベッツの内野ゴロの時には二塁へ、負傷後初めてスライディングする場面もあったが、左手でユニホームを掴みながら走塁。やはり左肩亜脱臼の影響は相当あるかのような違和感ある走りだった。
4年ぶりのワールドチャンピオンに王手をかけているドジャース。試合は5回までを終えて、ヤンキースが5対4で1点リードしている。メジャー7年目で初めてたどり着いたポストシーズンの大舞台。大谷は世界一を掴むことができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
山本由伸の昨オフ争奪戦から“降りた”ヤ軍に米メディアが痛烈皮肉「彼らはコストカットを選んだ」 WS第2戦、1安打の圧巻投球で封じられる
「オオタニは超人だ」6年間見守ったエ軍メディア、大谷翔平の左肩は心配無用と強調「彼のトレーニングは比類なきもの」「第3戦で先頭打者アーチを放っても驚かない」
「大谷翔平の負傷はヤンキースの助けにならない」NYメディアが自力での勝利を熱望「相手選手の状態が流れを変える要因になるとは考えにくい」