トリプルパンチ
小学校については、教員免許を取得できる私立大学が少ないため、以前から倍率が低い傾向にあった。
しかし、これほどまでに低倍率が続くことは、かつてない非常事態。
当然毎年、定年退職する教諭がおり、自然減となる。
(画像:東京都庁)
しかも、東京都では、毎年20~30人の教諭が、わいせつ行為などで懲戒免職。
また、教員枠を補充するために、非常勤講師を募集しても、集まらない。
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志願者全入時代突入!?
かつては、採用試験に失敗しても、講師を何年も続けながら、正式採用を目指す教員が多くいた。
また、受験者が多い中学校社会など、『高倍率カテゴリー試験』を回避。
(画像:イメージ)
大学卒業後、小学校免許が取得できる通信教育課程を、2年程度受講する。
そののち、比較的倍率が低い小学校の採用試験に、『くら替え』合格するケースも多々あった。
試験に合格しても大勢が、採用を辞退する時代に突入したことで、『公教育の質』がますます怪しくなってきた。