これがインドネシアの学食! 大学生が集まる4つのグルメスポットに行ってきた

「腹が減っては戦はできぬ」。迫りくる物理的な脅威と戦おうが、書類やパソコンと戦おうが同じ。食は人を動かすもの。

今回は大学の食堂を紹介するつもりだが……食堂なんてどこの大学でも同じようなもんだし、少しつまらないだろう。

なので今回は、僕の大学ではどんな場所でどんな食べ物が食べられるかという情報も、ちと紹介したいと思う。

場所を大学内に限定すると、食べ物が買えるところは大きく分けて4つある。以下で1つずつ見ていこう。

・カンティン(食堂)

食事といえば食堂。インドネシアでは「カンティン」と言う。

大学の至るところに食堂がある。自分が知っているものだけで4軒もある。

説明するまでもないが、食堂では色んな食べ物が売られている。お米に麺、色んなおかずがある。

インドネシアでは「ナシ・チャンプル(混ぜご飯)」が主流で、ワンプレートにご飯と好みのおかずを好きなだけ選べる。好きな分だけ取ったら、食堂のおばあちゃんにお会計してもらう。

おかずは色とりどり。炒めもの、揚げ物、スープ、シチュー……などなど。種類が多く迷うので、ここでついつい時間をかけてしまう。

選ぶのが面倒くさかったらメニューから選べる。ご飯は大体Rp7000(約70円)から高くてRp20000(約200円)。安いねー。

ほかにも、以前紹介したバクソ(肉団子スープ)とミー・アヤム(インドネシア風鳥ラーメン)、インドネシア風シューマイとバタゴル(団子と豆腐を揚げてピーナツソースを和えたモノ)が売られていた。

値段もまぁ同じようなもん。

飲み物はだいたいRp4000円(約40円)からRp12000(約120円)。普通の水にアイスティー、ジュースなどが買える。

自分が利用している食堂は食券システムだけど、皆が知ってる食券システムとは違って、流れとしてはこんな感じ。

ご飯を頼む

食券をもらう

別のところにあるレジに食券を持って行って払う

払ったら食券を持って頼んだところに戻る

……というクソめんどくさいシステム。自分が知ってる大学内食堂も大体このシステムを採用してる。なんでや。

さて、自分が注文したのはガドガド(ピーナツソース和え野菜と豆腐サラダ)とオレンジジュース。いただきます!

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・コプラシ

軽食ならコプラシ! ここはちょっと特別なシステムを採用しており、「売る人」と「商品を提供する人」が別になっている。

コプラシでは製造元から商品(この場合は食べ物や飲み物など)をいくつか仕入れ、ここで売る仕組み。製造元は企業ではなく個人で、実は両者の同意があれば誰でもここで自分の商品を売ってもらうことができる。

作る側の人が直接コプラシへ商品を持って来て、コプラシ側がその商品を買い取るか、いくつか置いて売れた分の利益を共有するか。簡単に言えば自由なコンビニ。

色々な仕入れ先があるので、売られている物の種類が豊富。飲み物にアイスクリームに……

お弁当、

そしていろんな菓子類が売られている。

この写真は別のコプラシで撮ったものだが、売られている物はだいたい一緒。ただ場所によっては売られている物が違う。それが楽しい。

小腹が空いていたのでケバブとアイスティーを購入した。