・ダヌサン
生徒個人が販売している「ダヌサン」。インドネシアの大学ではよく見る光景だ。
グループまたはコミュニティーの人たちがイベントなどの資金を集めるために食べ物や飲み物を売る、それが「ダヌサン」。イベントの恒例行事とも言える。
売っているものは簡素なもので、お菓子だったりお弁当だったり、飲み物だったり。そういや自分の学部にはもうじきイベントがあるっけ。だからダヌサンがあるのか。
いい先輩としてね、後輩を少しでも手伝わなきゃ。というわけで売っているものを覗いてみると……
揚げチョコバナナだ! サックサクでチョコたっぷりだから好きだよね。
後輩よ、頑張れ。
(広告の後にも続きます)
・カキ・リマ
そして最後は「カキ・リマ」。「カキ・リマ」はインドネシア語で「5つ足」という意味で、なぜそんな名前かというと屋台の足と売ってる人の足を数えると大体5つだってことから。要するに屋台である。
以前紹介したバクソも一応「カキ・リマ」。特定の場所はなく、移動して販売しているものは全部「カキ・リマ」。紹介したのはバクソだけだが、実は大学内では多くのカキ・リマが存在する。売っているものはお菓子だったり、アイスだったり。
ただ規制があるのか、皆だいたい大学の門のすぐ外で待ち伏せするかのように販売している。バクソだけはなぜか大学内でよく見かけるんだよね。なぜだろう。
4年間この大学に居続けたが、大学内の食堂全部を制覇したことはない。医学科ではおしゃれな食堂があるとか、どこぞの学科では美味しくて安いところがあるとか聞くが、そもそも自分の行きつけの店は大学の外にあるんだよね。なんでやねん。
日本の大学の食堂には一応入ったことがあるんだけど、休みだったんで営業中じゃなかったんだよね。日本だから、やっぱり食券制かな? それとも食堂のおばあちゃんに「〇〇が欲しい」って頼むんかな?
機会があれば、日本の大学の食堂で食べてみたいものだ。ついでに勉強したい。
執筆:アキル
Photo:RocketNews24