旧きよきアメリカや欧州のクラシックをベースに、それらを組み合わせたり、“妄想”を加えることで、新しいプロダクツを作り出す〈ジプシー&サンズ〉。特にVMCシリーズは、ジプシー&サンズが展開している製品の一部にのみ共通の世界観として設けられている。「ヴィンテージ モーター サイクル」と「ヴァハメント マッドネス クルー(猛烈に狂気的な奴ら)」を掛け合わせた意味を持つ本コレクションは、それこそヴィンテージの魅力と独自性を併せ持つ〈ジプシー&サンズ〉の真骨頂。特にバイカーは要注目のコレクションになっている。

ジプシー&サンズのVMCシリーズとは。

〈ジプシー&サンズ〉は、ヴィンテージのミリタリーやワークウエアをイメージソースに全く新しい視点や現代の技術を駆使してプロダクツを展開する、言うなれば「ニュークラシック」を得意とするブランド。

なかでも、生粋のバイク愛好家であるデザイナー・加藤義親氏の私欲も詰まった“VMC”シリーズには、バイク好きならなおのことだが、まずアメリカ好きとして反応しないわけにはいかない。

ここで紹介するVMCシリーズの新作アウターも、ボディのデザインはアメリカ生まれのクラシカルなウエアをベースに、現代的なフィッティングや機能をほどよく取り入れたアイテム。王道のアメカジでは物足りなくなってきた服好きに特におすすめしたい。

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CHEER HALF JERSEY

1956年に開催されたメルボルン五輪のアメリカ代表選手に支給されていたジャージをイメージソースに、VMCのフェルトワッペンをあしらった。スポーツとモーターサイクルが融合した稀有な一着。2万7500円