まつげが上がっていると、それだけで目がぱっちり大きく見えて気分も上がりますよね。

どんなに朝、時間がなくても、マスカラとビューラーは欠かせないという人も多いのでは。

その一方「昔と同じようにメイクしているのに、目元が何か寂しい」「やりすぎな仕上がりになっちゃう」と悩んでいませんか?

マンツーマンのメイクレッスンで何人もの美女を生み出している、ヘア&メイクアップアーティストYURIさんに、40代からの垢抜けメイクについて教えていただきました。

ビューラーで、まつげが「減る」!?

今回で4回目になる「40代からの垢抜けメイク術」。前回はアイシャドウの色味について教えていただきましたが、アイメイクはアイシャドウだけにあらず。

アイライン、ビューラー、マスカラ……と、やることはたくさんあります。

まつげメイクについてYURIさんにうかがうと、「ビューラーはやめたほうがいいです」とYURIさん。

ビューラーはメイクの必須アイテムとして常にポーチに入れている人も多いアイテムですが、なぜ?

「まつげの負担になり、まつげが減っていく恐れがあります。そのいい例が私です」(YURIさん)

YURIさんは40歳を過ぎたころ、ふと「目元の印象が変わっている。弱くなっている」と感じたそうです。

顔をじっくり観察して原因を探ったところ、まつげが薄くなり目力がなくなっていることに気づいたのだとか。

その理由として思い当たったのがビューラーです。

もともと長くて濃いまつげだったYURIさんは、メイクアップアーティストという仕事柄、若い時から毎日ビューラーを使っていました。

何度もまつげに「挟んで引っ張る」という強い力をかけたことで、まつげが細く、少なくなってしまったのではと考え、ビューラーを使うのをやめたそうです。

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まつげを“上げる”なら、ビューラーよりまつげパーマ

ビューラーを使わずに済ませたいけれど、まつげが上がっていると顔が変わるから、まつげは上げたい。

そこでYURIさんが取り入れたのが、まつげパーマです。

「まつげパーマはまつげの負担になると思われています。けれど、パーマをかけるのはせいぜい1カ月に1回。ビューラーで毎日まつげを引っ張るより良いのではと考えました」(YURIさん)

実際にビューラーを手放して月に1回のまつげパーマに変えたところ、まつげのボリュームや長さが、一番少ない時より戻ったそう。

けれどまつげパーマによる負担もできるだけ減らしたいので、まつげ用美容液でのケアも並行して行っているそうです。