29日放送の『#むかいの喋り方』(CBCラジオ)にて、お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが新幹線の発車時刻ギリギリでの死闘エピソードを語りました。
■ロケ後、東京にトンボ帰り
先日、愛知県豊橋市でロケがあったという向井さん。多忙なためロケ終了後はすぐに東京へ新幹線で戻るスケジュールだったのだと言います。
移動時間もギリギリで、豊橋駅のホームについたのは新幹線の発車時刻3分前だったのだとか。豊橋滞在中もロケをしていたため、ご当地グルメを食べられなかったどころか、土産物を買う時間もなかったそうです。
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■自動販売機を発見
「何も買わずに帰るのもなぁ…」と感じていた向井さんは、ホームに有楽製菓のチョコレート菓子・ブラックサンダーの自動販売機(以下、自販機)があるのを発見。豊橋が発祥の地であるため、「せめてこれだけでも車内で食べよう」と向井さんは思い立ったと言います。
自販機にあったのは「ブラックサンダー至福のバター」という商品で、バラ売りではなく1箱1,280円で販売されていたのだそうです。そこで向井さんは500円玉と千円札を自販機に投入。しかし千円札が戻ってきてしまうのでした。
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■次から次へとトラブルが…
原因は自販機が新札対応をしていなかったからとのこと。この時点で発車時刻まで2分という状況でしたが、向井さんは機転を利かせ、隣の飲料自販機で千円を崩すことにしたそうです。
しかし、タッチの差で向井さんより先に飲料自販機を利用する人がおり、おまけに熟考していたため自分の番になったときには1分半ほどの猶予しかなかったと言います。
急いで千円冊と10円玉を入れて110円の水を購入した向井さん。500円玉1枚と100円玉4枚のお釣りを想定したいたものの、100円玉9枚でのお釣りが返ってきてしまい1枚ずつ落ちてくる100円を待つだけで予想外の時間を費やしてしまったそうです。
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■至福の味に
1分後に発車という状況で迷った向井さんですが、ここで購入を諦めると「マジでパンクしちゃうな」と感じたため、急いでブラックサンダーの自販機に戻り小銭で1,300円分投入し、購入ボタンを押したものの、ここでも向井さんの盲点が。
「ああいう系の自販機ってゆっくり商品が…ウィーンみたいな…」と当時の状況を回顧した向井さん。「台パンしてやろうかなと思うぐらい…」との心境を吐露しました。
とはいえ、扉が閉まる直前でなんとか新幹線に乗れたそうで、「座席で食べるブラックサンダー…至福でしたね」「あんなに至福かね」「みなさんもやってみてほしい、あの食べ方。至福がマシマシになるから。あのギリギリのなか食べる至福のバター」と、格別だったことを報告。
向井さんいわく「ちっちゃい幸せを拾いながらなんとか保ってる1週間」だったそうです。
(文/Sirabee 編集部・宮崎 みやび)