国産ジーンズ発祥の地、児島に1962年に創業したベティスミスを、革小物職人やハンター、アウトドアプランナーなど様々な職種の人たちにリアルに穿き込んでもらった。今回は木工アーティストの村山じゅんさんが初めてのベティスミスを体験。

ルーズに普段穿きしたい一本。


木工アーティスト村山じゅん|海やサーフィンをテーマに作品を制作。最近はレジンにハマっているそうで、木材と組み合わせたピースフルな作品も。@jun.murayama

「今日初めて着用したけど、生地感もいいし、初穿きでも違和感のない穿き心地ですね」

自宅のアトリエで日々木と向き合い作品を生み出す木工アーティストの村山じゅんさんが、この日初めてベティスミスのストレートジーンズを穿いた。

「いつもは30~32インチのジーンズを穿いているのですが、少し太っちゃったから今回は念のため34インチを選んでみました。でもこれが大正解! 穿いたときのシルエットがいい感じ」

普段立ったり座ったりといろいろな体勢になる仕事のため、ルーズに穿きたいのだという。ベティスミスの生地は柔らかいため、肌との摩擦がほとんどなく、最初から熟れ感がある。ビギナーの入門デニムとして実は最適なのだ。

「僕はどちらかというと、生地を手で擦って色落ちさせたり、いい感じのヒゲを自分で作ったりはしないタイプ。今日がこのジーンズの初日だけど、いつも通り穿くことでこれからどんなエイジングを見せてくれるのか楽しみです」

(広告の後にも続きます)

初着用でも熟れ感がある。これからが楽しみ!

アトリエをアクティブに動き回る一方で、カットやペイントのときは立ち仕事で前屈みになることも多い。どんな体勢でも違和感を感じない穿き心地。

いつもよりも少し大きなサイズを選んだのが正解。モモ周りやふくらはぎにゆとりがあって、シルエットがきれいなのも気に入ったポイントのひとつ。

裾のカットはせずに穿いてもらった。「ポイントは赤耳(セルビッジ)がついていること。あえてロールアップして見せたくなるのもいいよね」革靴との相性も抜群。